【中日】高橋宏、プロ初マウンドほろ苦4失点にも希望…ラストイニング3人斬りにガッツポーズ出た
2022年3月31日 06時00分
◇30日 DeNA7―6中日(バンテリンドームナゴヤ)
「絶対勝ちます」。力強く宣言して挑んだプロ初登板のマウンドは、描いていた青写真通りとはいかなかった。2年目の高橋宏は5イニングを投げ5安打4失点。序盤に4点を失い、プロ初黒星を喫した。「四球からつながる打線というのはミーティングでも言われていた。それをやってしまったのが一番、悔しいです」
2回1死二、三塁から戸柱の右犠飛で先制されると、続く投手の石田にも中前適時打を打たれ2失点。3回は1死から3者連続四死球を与えた後、関根には152キロを中前にはじき返され、さらに2点を失った。
それでも落合ヘッド兼投手コーチから「ラストイニングはしっかり締めてこい」と送り出された5回は4番・牧から、この試合唯一の三者凡退。100球を目前にしても、この日の最速タイとなる153キロをマークするなど力を振り絞った。最後の関根を遊ゴロに仕留めると、思わずガッツポーズも飛び出した。
手応えをつかんだと話す昨年の秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」から続けている習慣がある。「登板日の飲み物は自分で買いたいんです」。この日も寮を出発する30分前にコンビニへ出かけ、スポーツドリンクなどを購入。「何となく始めた」というが、今ではすっかりルーティーン化している。
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