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M-1エントリー数、過去最多6017組 初の6000組台 3年連続で最多更新 誕生してから節目の20年

2021年10月7日 05時30分

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昨年優勝した「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(左)と村上(C)M-1グランプリ事務局

昨年優勝した「マヂカルラブリー」の野田クリスタル(左)と村上(C)M-1グランプリ事務局

 漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2021」(賞金1000万円)に過去最多の6017組がエントリーしたことが6日、分かった。これまでの最多だった昨年の5081組を約930組上回り、初めて6000組台に達するとともに3年連続で最多を更新した。M-1が誕生して20年。メモリアルイヤーの戦いは熾烈(しれつ)を極めそうだ。
 M-1は2001年に始まり、10年でいったん休止。その後、15年に復活した。「優勝すると人生が変わる」といわれ、優勝者には仕事のオファーが殺到。01年に第1回大会を制した「中川家」や、第7世代の代表格「霜降り明星」(18年優勝)ら歴代王者は第一線で活躍し続けている。昨年は07年に結成した野田クリスタル(34)と村上(36)のコンビ「マヂカルラブリー」が16代目王者に輝いた。野田は昨年、ピン芸人の大会「R-1ぐらんぷり」も制しており2冠となったことも大きな話題となった。
 今年は8月1日に1回戦がスタートし、10月8日から2回戦が始まる。共に06年にコンビを結成した「ハライチ」「アルコ&ピース」の実力派コンビも2回戦に進出。出場資格が「結成15年以内」であるため、ハライチらはラストイヤーでの戴冠を虎視眈々(たんたん)と狙う。
 また、1回戦の後半(9月4日~10月5日)の各日に1位通過した漫才師のネタ動画が、10日午後9時から公式ユーチューブでプレミア公開される。
 ◆M-1グランプリ 出場資格は2人以上の漫才師で、結成15年以内。プロ・アマ、所属事務所の有無は問わない。審査基準は「とにかくおもしろい漫才」。決勝は12月に行われ、準決勝を通過した複数の組と、決勝当日に敗者復活戦を勝ち上がった組で争われる。審査員を務める松本人志(58)や上沼恵美子(66)らのコメントも毎年注目を集める。

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