【石川】「兼六園シャトル」「ななお号」「外浦線」北鉄バス、来月廃止

2021年3月2日 05時00分 (3月2日 10時29分更新)

　北陸鉄道グループ（金沢市）は一日、四月一日からのバス、鉄道のダイヤ改正を発表した。コロナ禍に伴う観光利用の減少を受け、金沢駅と兼六園方面を結ぶ「兼六園シャトル」、和倉温泉駅と金沢駅を結ぶ「定期観光バスななお号」を廃止。路線バスは富来と門前を結ぶ外浦線を廃止する。

　高速乗り合いバスは、金沢市中心部と富山駅を結ぶ高速富山線を平日は一日四便、土日祝日は八便減らす。金沢駅と奥能登を結ぶ特急・急行バスは輪島、珠洲特急線、富来急行線を、それぞれ減便する。

　一方、路線バスでは、病院利用者の利便性を高めるため、金沢大病院行きの「錦町Ｂ線」などを増便。金大病院行きのバスは平日が一日十一便、土日祝日が十七便増える。

　鉄道は、浅野川線（北鉄金沢−内灘）を一日六本減便し、内灘駅発の終電時刻を八分繰り上げる。石川線（野町−鶴来）は平日十本、土日祝日は四本減らす。終電時刻は最大一時間八分繰り上げ、始発は最大二十分繰り下げる。

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