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熊谷育美が事務所「円満退社」で独立 生島ヒロシと気仙沼タッグ

2021年1月8日 19時02分

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生島企画室と業務提携した熊谷育美

生島企画室と業務提携した熊谷育美

 宮城県気仙沼市在住のシンガー・ソングライター熊谷育美(35)が、8日付で同郷のフリーアナウンサー生島ヒロシ(70)が会長を務める「生島企画室」と業務提携することを発表した。
 熊谷は同日、公式サイトで「株式会社セントラルミュージックとのマネジメント業務に関する契約が2020年10月30日をもって終了し、円満に退社しましたことをここにお知らせいたします。まもなく東日本大震災から10年。新しい自分の可能性に賭けてみたいと思い、独立を決意いたしました」と報告した上で「生島企画室と業務提携し、プロモーションなど協力をいただくことになり、とても心強い味方を得た思いです」と記した。
 熊谷は09年にデビューし今までシングル6枚、アルバム2枚をリリース。3枚目の「月恋歌」が「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」の主題歌に起用され、透明感のある歌声で人気アーティストの仲間入りを果たしたが気仙沼を襲った東日本大震災では心に大きな傷を負った。
 自身および高台にあった自宅は難を逃れるも、故郷の惨状にショックを受け、親族とともに避難所生活も経験した。16年に一般男性と結婚。現在、第3子を妊娠しこの春には出産予定という。今年、東日本大震災から丸10年を迎えるにあたり、熊谷は宮城県仙台市内に「熊谷育美 運営事務局」を設置する。
 「引き続き、気仙沼在住のシンガーソングライターとして精進しつつ、子育てや教育など、社会に貢献する活動にも力を入れていきたいと考えています」と抱負を語る熊谷に、「コロナ禍にあっても東日本大震災は風化させたくない! 熊谷さんとともに頑張ります!」と震災により妹夫婦を亡くした生島もエールを送った。

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