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DeNAラミレス監督の置き土産・細川不発を責めず「40発打つ能力間違いなくある」

2020年11月12日 06時15分

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細川成也

細川成也

◇11日 阪神1-0DeNA(甲子園)
 置き土産となる抜てきに応えることはできなかった。今季限りでの退任が決まっているDeNAのアレックス・ラミレス監督(46)は残り2試合となった時点で腹案を固めていた。「細川を4番にする」。イースタン・リーグで13本塁打、53打点、出塁率4割4分8厘で“3冠”となった4年目・細川成也外野手(22)を4番に据えることだった。
 抜てきの理由について指揮官は「1軍でも40本を打つ能力は間違いなくある。近いうちに4番でこのチームを背負っていくと思うので、その意味で」と期待を込める。だが、現実は厳しかった。この日は「4番・右翼」で名を連ねるも、初回1死一、二塁のチャンスで見逃し三振に始まり3三振。9回こそ右前打を放ったが、チームは0―1で敗れ今季の負け越しも決まった。
 それでもラミレス監督は「機会を与えた時に必ず打ってくれるわけではないので仕方ない」と責めることはしなかった。今季最終戦となる14日の巨人戦(横浜)こそ期待に応えたい。

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