2試合連続でスタメンマスクをかぶる磯村

 【巨人―広島】(1日、東京ドーム)

 広島東洋カープの磯村嘉孝が、「8番・捕手」で先発出場する。前日の好リードで一気に首脳陣の信頼を高め、2戦連続でスタメンマスクを託された。

 30日の巨人戦で、九里亜蓮を7回2/3を無失点に導いた。佐々岡真司監督からは「内、外へ攻める投球。うまく磯村が引き出した」と褒められ、九里にも「試合前に限らず試合中もいろんな話をしながら組み立てられた。いろんな球種を使い、いいリードをしてくれた」と感謝された。

 正捕手の会沢翼が故障で離脱し、坂倉将吾、石原貴規、中村奨成ら若手としのぎを削る。この日の先発は高橋昂也。プロ初勝利を手にした2018年6月28日の巨人戦でもバッテリーを組んだ。経験に分がある28歳が、一歩抜け出せるか。