元タカラジェンヌのAKANE LIV、完全復活宣言

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元タカラジェンヌがシンフォニックメタルを唄う。そんなLIV MOONのデビューから5年、これまでの集大成とも言える初のベストアルバム『The Best of LIV MOON』の発売記念ワンマンライブが7月1日、TSUTAYA O-WESTにて行なわれた。

◆『The Best of LIV MOON』発売記念ワンマンライブ 画像

オフィシャルのライブレポートをお届けしよう。

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フロアを埋め尽くしたファンが見守る中、オープニングは「死の舞踏~ディエス・イレ~」。AKANE LIVがドクロを持ってローソクの灯が並ぶステージに登場し、シアトリカルな雰囲気の中、ライブがスタートする。

「今夜は最強のメンバーとやるのでみんな最後までついてきてね」というMCの通り、大村孝佳(G)、MASAKI(B)、前田遊野(D)、西脇辰弥(Key)、といった凄腕のミュージシャンを従えて「BLACK RUBY」、新曲の「Wild Beast」といったアグレッシブな曲を立て続けに披露。会場は最高潮にヒートアップする。

中盤の「Kiss me Kill me」では再びドクロを手にパフォーマンス。唄い終わると同時にドクロにKissをするという、ミュージカル女優でもあるAKANE LIVならではのパフォーマンスをみせる。さらに「ミュージカル女優として演じてきたこと、昨年ソロアルバムリリースを通し学び吸収してきたことをLIV MOONに活かしていきます」と、完全復活をアピールした。

そしてステージは終盤。「アマラントスの翼」~「ESCAPE」の黄金リレーで会場を熱気の渦に包みつつ、本編は終了した。

アンコールはミュージシャン陣によるインストナンバー「Toccata metal」でスタートとなる。BABYMETALの神バンドメンバーとしても活躍する大村の速弾きギターをはじめ各メンバー圧巻のパフォーマンスで会場を沸かせつつ、再びAKANE LIVがステージに。「この曲がシンフォニックメタルをやろうとしたきっかけになりました。」と「The Phantom of the Opera~オペラ座の怪人」で4オクターブの声域をフルに使った圧巻の歌唱を披露。そしてラストナンバー「The Last Savior」でフロアを埋め尽くしたファンとコーラスを合唱しつつライブは終了した。

2009年、国内最大級のヘビーメタルフェスティバル<Loud Park 09>でライヴデビューを果たし、5年。再びLIV MOONは、圧巻のライブパフォーマンスで完全復活をアピールしたのだった。

LIV MOON LIVE 2015 ~The Best of LIV MOON~ セットリスト

M-1 死の舞踏~ディエス・イレ~
M-2 SAY GOODBYE
M-3 Black Fairy
M-4 BLACK RUBY
M-5 Wild Beast
M-6 霧の葬送曲
M-7 Kiss me Kill me
M-8 Ride or Die
M-9 溺れる人魚
M-10 黄金の涙
M-11 アマラントスの翼
M-12 ESCAPE

EN-1 Toccata Metal
EN-2 The Phantom of the Opera
EN-3 DOUBLE MOON
EN-4 The Last Savior

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