国民栄誉賞の授賞式で、菅直人首相(右)から記念の盾を贈られるサッカー日本女子代表チームの沢穂希主将=18日午後2時4分、首相官邸、仙波理撮影 |
国民栄誉賞の表彰式後、記念撮影に臨む(前列左から)佐々木則夫監督、菅直人首相、沢穂希主将、高木義明文科相、宮間あや選手ら=18日午後、首相官邸、仙波理撮影 |
サッカー女子ワールドカップで初優勝した日本代表(なでしこジャパン)が18日、国民栄誉賞を受賞した。首相官邸で開かれた表彰式では、菅直人首相が主将の沢穂希選手らに表彰状や記念の盾などを手渡した。同賞の授賞は俳優の故・森繁久弥さん以来19例目で、団体に贈られるのは初めて。
菅首相は「確かなチームワークと最後まであきらめない精神力で、我が国のサッカー競技の歴史において初めて世界一に輝く偉業を成し遂げた」とたたえた。沢選手は表彰式後、記者団に「今まで以上に日々努力して精進していきたい」と語り、来年のロンドン五輪では「金メダルをとれるようにがんばりたい」と笑顔を見せた。
なでしこたちには記念品として、桐(きり)の箱に収められた広島県熊野町の化粧筆7本が一人ずつ贈られた。「世界一に輝いたなでしこジャパンにふさわしいもの」(枝野幸男官房長官)として、世界的ブランド力がある伝統工芸品の中から選んだという。
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