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F1 ニュース

投稿日: 2019.11.27 08:44
更新日: 2019.11.27 08:45

ハースF1代表、2019年シーズンは苦戦するも「希望の兆しが見える」と2020年に前向き

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F1 | ハースF1代表、2019年シーズンは苦戦するも「希望の兆しが見える」と2020年に前向き

 ハースF1チームにとって2019年シーズンは厳しい戦いの連続だった。特にタイヤマネジメントに苦しみ続け、2019年型マシンのパフォーマンスを最大限に発揮することができないグランプリが多かった。しかしチーム代表のギュンター・シュタイナーは、そうした苦闘のなかからも、2020年に向けては希望の兆しが見えているという。

 今シーズンのハースのパフォーマンスには一貫性が欠けている。予選では強力な走りを見せていたにもかかわらず、決勝レースで突然速さを失うといったことがしばしば起きていた。

 VF-19不調の謎を探るため、チームはシーズン前半戦では、それぞれのドライバーに対して異なる空力プログラムを試させていた。しかしながら結局不振から脱することができないままシーズン最終戦を迎えることになった。

「言うまでもなく、F1参入4シーズン目となる今年は我々にとって厳しい年となった」と、シュタイナーはシーズン最終戦アブダビGPを前に語った。

「学習はしており、全体として我々のチームが非常に強力であることに変わりはない。より良くなるためには学ばなければならなかった。来年はまた新たな物語がスタートする。願わくば2018年のようなパフォーマンスに戻したい」

 今シーズン経験した数々の挫折や苦闘から、ハースはチーム全体としてより強くなったようだ。スタッフたちは逆境に対応することを学び、エンジニアたちも将来に向けて何を避けるべきかを学んでいった。

 シュタイナーによれば、それこそが今シーズンの困難を通じて見えてきた希望の兆しなのだという。

「希望の兆しが見えてきたと感じている。サマーブレイクの最中に、課題への対応というかたちで2020年型マシンの作業を始めた。今年犯してしまったミスを、次は避けるということだ」

「同じ過ちは繰り返したくない。前進あるのみだ。課題を分析し、2020年型マシンに懸命に取り組んでいる」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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