松平健、檀れい、コロッケ、久本雅美が共演 明治座で来春「一生懸命ふざけます」
2022年12月08日 14時41分
明治座は2023年4月で創業150周年を迎える。記念前月祭として、3月4~28日に舞台「大逆転!大江戸桜誉賑(おおえどかーにばる)」を上演する。公演の座長を4人で務める俳優の松平健、檀れい、タレントのコロッケ、久本雅美は「良いハーモニーになるよう頑張りたい」「一生懸命ふざけさせていただきます」などと抱負を語った。
舞台の設定は江戸時代。鶴亀藩の殿様、亀井御門守(松平)は、負けず嫌いの意地っ張り。妻のお琴の方(檀)は気立てが良い。ある日、御門守はお忍びで城下町へ出かけ、傘屋の万吉(コロッケ)と口論となり、ひょんなことから互いの立場を交換することになる。
物まねが得意な万吉は、変幻自在にいろんな人に変身。妻のお玉(久本)は、街で出会った若い男性に恋をする。
松平は「お客さんに楽しんでもらい、笑顔で気持ち良く帰ってもらいたい。(フィナーレで)どんなマツケンサンバにしようか研究する」と、気合十分。檀は「ここ数年、新型コロナウイルスでエンターテインメントや舞台が中止になることが多くありましたが、お客さまに大いに笑っていただきたいですし、私も楽しみです」と笑顔で呼びかけた。
コロッケは物まねを交えながら「見に来ていただければ、絶対に後悔させません。普段の生活を忘れられるような空間にしたい」、明治座での公演が初めてという久本も「良い時間だった、楽しかったと言われるような芝居ができるよう、全力で頑張ります」と語った。
(取材・文=共同通信・工藤恵、撮影=伊東祐太)