平成19年5月23

電気通信サービスの加入契約数の状況

(平成19年3月末)
  総務省では、電気通信事業報告規則(昭和63年郵政省令第46号)の規定に基づき、電気通信事業者から報告のあった平成19年3月末時点での固定通信及び移動体通信の契約数等について取りまとめました。
今回の取りまとめ結果の概要は、次のとおりです。(詳細は別紙をご覧ください。)

1  加入電話及びISDN
  平成19年3月末の加入電話とISDNの加入契約数の合計は、5515.5万加入で、前年同期比5.0%減で、減少傾向が続いています。

2  IP電話利用数
  平成19年3月末のIP電話は約1433.1万件の利用数があり、対前年同期比25.1%増と増加傾向が続いています。
  特に、0AB〜J-IP電話の利用数の伸びが顕著で、前年同期比189.8%増となっています。

3  携帯電話及びPHS
  平成19年3月末の携帯電話とPHSの加入契約数の合計は1億を突破し、1億169.8万加入となりました。対前年同期比5.4%増と引き続き堅調な伸びを示しています。

電気通信サービスの加入契約数の状況



(連絡先) 総合通信基盤局料金サービス課
担当 横手課長補佐、竹中業務係長
  TEL 0352535845
  FAX 0352535848



(別紙)

1  固定通信
(1)  加入電話及びISDN
 加入電話とISDNの平成19年3月末の加入契約数の合計は5515.5万加入で、対前期比(平成18年12月末比)約1.6%減となっています。
 また、前年同期(平成18年3月末)との比較では、約5.0%減となっています。
グラフ:加入電話及びISDN契約件数

表:加入電話及びISDN契約件数


    
注1 ドライカッパ電話:NTT東西のメタル回線を利用した電話サービス
ここでの契約数は、マイラインの登録数は含めておりません。
(  )内は、対前年同期比増減率。

(2)  IP電話利用数
 IP電話は、平成19年3月末で約1433.1万件の利用があり、対前期比(平成18年12月末比)4.2%増、対前年同期比(平成18年3月末比)25.1%増と引き続き増加傾向にあります。
 今回の集計結果の特徴としては、0AB〜J-IP電話の利用数の伸びが顕著で、対前期比(平成18年12月末比)23.0%増、対前年同期比(平成18年3月末比)189.8%増となっています。
 なお、050-IP電話については、今回、利用数の集計を開始した平成15年12月末以来はじめて、利用数合計が前期比マイナスとなりました。

※1  本件は、最終利用者に利用されている0500AB〜Jの電話番号の数を集計したものであり、厳密な契約数ではありません。
 また、平成15年度分については、「電気通信事業分野の競争状況の評価に関する平成16年度実施細目」に基づくアンケート調査により集計したものです。
グラフ:IP電話利用数

表:IP電話利用数


2  移動体通信
(1)  携帯電話及びPHS
 携帯電話とPHSの平成19年3月末の加入契約数の合計は1億を突破し、1億169.8万加入となりました。前年同期比5.4%増、人口普及率79.6%でした。
 それぞれの加入契約数は、携帯電話が9671.8万加入、PHSが498.0万加入でした。
 また、携帯電話の加入契約数のうち、第3世代携帯の加入契約数は6990.9万加入で加入契約数に占める割合は、72.3%でした。

グラフ:携帯電話及びPHS加入契約数

表:携帯電話及びPHS加入契約数

      人口普及率算出の人口は、総務省統計局発表の「平成17年国勢調査(平成17年10月)全国の総人口(確定値:1億2776万7994人)」を使用しています。

     (参考)
携帯端末IP接続サービス加入数(平成19年3月末)   8437万1927加入
(携帯電話加入数全体に占める割合:87.2%)
(※iモード、EZweb及びYahoo!ケータイの合計)

(2)  無線呼出し(ポケットベル)
 無線呼出しの平成19年3月末の加入契約数の合計は、16.3万加入で、前年同期比63.7%減でした。

グラフ:無線呼出し(ポケットベル)加入契約数


      過去の移動体電気通信事業の加入数については、「総務省情報通信統計データベース(通信・契約数)」をご覧ください。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/tsuushin02.html


表:無線呼出し(ポケットベル)加入契約数(参考)電気通信サービスの加入契約数の推移
拡大図(PDF)