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オフコースの魅力を1枚に凝縮した究極のベスト盤が遂に発売


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1970年にデビューしたオフコース。歴史を超えて、その名曲の数々は深く心に残るものばかり。そんなオフコースのデビュー45年を記念して、初の「ファンが選ぶベスト・アルバム」を発売。ホームページ上で呼びかけた「私の一番好きな曲」「私の一番心に残る曲」を収録した、ファンが選ぶホンモノのベスト・アルバムとなっている。最新リマスター&高音質SHM-CD仕様で、全60ページにも及ぶブックレットが付属。ブックレットには1970年にデビューする前から始まり、1989年に解散するまでを詳細につづったオフコース・クロニクルや、オフコースの歩みと合わせて昭和史を並行して記載し、当時の世相も含めて立体にオフコースの歴史を紐解く。また、音楽評論家・小貫信昭氏による書き下ろしのアーティスト解説4,000字を掲載。

<オフコース/大間ジローさんのインタビューが到着いたしました!>
1970年4月にシングル『群衆の中で』でデビューしたオフコースの45周年記念ベスト・アルバム『OFF COURSE BEST“ever”』が昨年12月に発売になった。アルバムはオリコン・ウィークリー・チャートのTOP10入りを果たし、現在もロングセラーとなっているが、それはオフコースの残してきた音楽が今もなお多くの人々に愛されているという証しだろう。このアルバムのハイレゾの試聴会で、名曲『生まれ来る子供たちのために』を聴いた元オフコースのドラマー大間ジローは、改めて感動したという。まるで今の時代の心境を代弁しているように聴こえてきたのだそうだ。

大間が本格的にプロのミュージシャンを目指すきっかけになったのは、1972年に日本武道館で行われたレッド・ツェッペリンの来日公演だった。秋田から東京まで13時間もかけて観に行ったコンサートだったが、その日を境に彼の人生が変わった。元々教師を目指していた大間だったが、後にオフコースのメンバーになる松尾一彦を誘い、東京でオーディションを受けるために上京。「ザ・ジャネット」というバンドを結成し見事デビューしたが、1枚のアルバムと4枚のシングルを発売して解散。そんな時期に、ディレクターの武藤敏史氏からオフコースのアルバム『ワインの匂い』を聴かせてもらい、深い感銘を受けた。それをきっかけに、オフコースのサポートメンバーとして参加。最初にレコーディングをした曲はシングル『ひとりで生きてゆければ』のカップリングに収録されていた『あいつの残したもの』だった。1979年に正式加入するまでの約3年間、バックバンドとして参加する事になるが、その後の活動は説明の必要もないだろう。1983年に鈴木康博が脱退し、バンド解散の危機もあったが、「昇りきっていない山がまだあるような気がする。だからオフコースを続けたい」という思いを、メンバーにぶつけた。結果、1989年までバンドは継続していく事となるが、1989年に東京ドームでのコンサートを最後にオフコースは解散。

そこからが大間にとって自身との闘いの始まりであった。何を目指して生きて行けばいいか解らず、暗中模索の時代を過ごす。大きな葛藤がありつつも、1995年には生まれ故郷である秋田に戻った。その後、大間にとって運命的な出来事が2001年に訪れることになる。津軽三味線の第一人者である黒澤博幸との出会いである。2003年に「天地人」というユニットを組み、和楽器と洋楽器を駆使し、ジャズとロックと民謡をクロスオーバーさせ、新時代のサウンドを発信するというコンセプトで活動を開始した。それから、東北発信で「天地人」の活動を続けて来たが、2011年の東日本大震災という出来事で、「音楽」の価値観も大きく変わったという。自我やエゴだけで演奏することが出来ず、「祈り」という気持ちでしか演奏が出来なくなったのだという。震災後は「天地人」として心を合わせて、東北復興に向けて毎年活動を続けている。今年2016年は、3月11~13日の3日間、渋谷の宮下公園にて「東北六県茶屋〜TOHOKU Rock'n Cafe」というイベントが開催される。スイーツと音楽を融合させたイベントだが、「お菓子は、一瞬で人を笑顔にできる」というコンセプトのもと東北の銘菓と、音楽家たちのライブが楽しめる内容となっている。


【『OFF COURSE BEST ever』収録楽曲】
01.水曜日の午後
02.でももう花はいらない
03.眠れぬ夜
04.雨の降る日に
05.愛の唄
06.秋の気配
07.夏の終り
08.愛を止めないで
09.思いのままに
10生まれ来る子供たちのために
11さよなら
12Yes - No
13一億の夜を越えて
14I LOVE YOU
15愛の中へ
16言葉にできない
17YES-YES-YES
18君住む街へ

タグ : リイシュー

掲載: 2015年12月14日 13:07