学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校（以下、N高）およびS高等学校（同S高）の部活動「N/Ｓ高 政治部」は、2023年7月５日（水）13時30分から、N/Ｓ高 政治部4期生の初回講義として、前参議院議員 大門実紀史氏をお招きしたゲスト講義「前参議院議員 大門実紀史さんと考える『政治の役割』」を開催します。

主権者教育の一環として活動するN/Ｓ高 政治部では、特定の主義主張を学ぶのではなく、社会の問題や課題について自分の力で調べ、考えられるようになることを目指しています。生徒たちは3カ月ごとに1つのテーマを設定して活動を行っており、2023年5月より4期目がスタートしました。今年度1つ目のテーマとして取り組んでいるのが「政治の役割」です。今回は前参議院議員で、政策通として知られる大門氏から、前議員というしがらみの少ない立場で「政治の役割」についてお話しいただきます。経験に基づいたお話をしていただくことで生徒がこれから取り組んでいく政策作りの質の向上につなげることが狙いです。講義では生徒からの様々な質問に答えるQ&A セッションも行います。司会は今年度からN/S高政治部 顧問に就任した川邊健太郎氏が務め、株式会社ドワンゴの協力のもと実施します。

講義の模様は以下プラットフォームにて生配信を行い、N/S高やN中等部の生徒だけでなく、全国の中高生、そしてどなたでも視聴可能です。
・ニコニコ生放送：https://live.nicovideo.jp/watch/lv341662913
・YouTube ：https://youtube.com/live/ycDmbaX0Hgk?feature=share
 

【ゲスト】
◆   大門実紀史氏プロフィール

1956（昭和31）年1月、京都市北区紫野生まれ。京都市立日吉ヶ丘高等学校卒業。神戸大学中退。東京土建一般労働組合本部書記長、全国建設労働組合総連合（全建総連）中央執行委員、建設首都圏共闘会議議長を経て、1998年の参議院選挙に日本共産党から比例代表候補として立候補、次点となる。2001年1月に繰り上げ当選、以降3回当選。2022年7月まで参議院議員を務めた。党参議院国対副委員長、参院予算委員会理事、財政金融委員会委員、消費者問題特別委員会委員などを歴任。

＜大門実紀史氏からのメッセージ＞
N/S高政治部の皆さんへ　「政治をあきらめないで」
３月にある集まりに参加した大学生の男子が「政治なんてどうせ変わらない」、「政治を変えることにエネルギーを使うより、
自分を成長させることにエネルギーを使った方が、よりよい人生を送れるのでは」といいました。
なるほどそれもひとつの生き方です。しかし、もし「政治のここを変えた方がいい」と思うことがあるなら、目をそらさず向き合ってほしいです。
そのことが自分をもっと成長させるかもしれない。それに、政治は国民の声で変わります。
皆さんに伝えたいことは「政治をあきらめないで」ということです。7月にみなさんにお会いできることを楽しみにしています。

【N/Ｓ高 政治部 顧問】
◆川邊健太郎 氏

1995年、大学在学中にスタートアップ企業である電脳隊を設立。その後設立したピー・アイ・エムとヤフーの合併に伴い、2000年にヤフー入社。「Yahoo!みんなの政治」の立ち上げ、「Yahoo!ニュース」の責任者などを歴任。2009年、GYAOの代表取締役に就任。2012年、ヤフー COOに就任。2018年、ヤフー 代表取締役社長CEOに就任。2021年、LINEとの経営統合に伴い、Zホールディングス 代表取締役社長Co-CEOに就任。2023年4月より、Zホールディングス 代表取締役会長に就任し、政策渉外活動に専念。

＜川邊健太郎氏からのメッセージ＞
私は、これまで20年以上インターネット一筋のキャリアを歩んできました。その過程で、誰でも政治に関する正しい情報に触れられる政治情報サービスの立ち上げ、インターネットで世の中をますます便利で豊かにしていくことを目指した政策渉外など、さまざまな形で政治と関わってきました。政治は皆さんの手で変えられます。政治の役割や機能を正しく理解し、政治の動かし方を学び、そして皆さんの未来がどこに向かうべきなのかを一緒に考えていきましょう。そして、皆さんが描く素晴らしい未来を、政治を通して実現しましょう。

【N/S高政治部 ゲスト講義「前参議院議員 大門実紀史さんと考える『政治の役割』」】 概要
＜日　時＞2023年７月５日（水）13時30分～15時00分（予定）
＜ゲスト＞大門実紀史氏（前参議院議員）
＜顧問＞川邊健太郎氏（N/Ｓ高政治部 顧問、Zホールディングス株式会社 代表取締役会長）
＜参加生徒＞N/Ｓ高政治部4期生
＜N/S高政治部の活動目的＞
・与野党問わず、さまざまな政治家の方の話を直接聞くことで主権者としての視野を広げる
・メディアリテラシーを身につけ、情報操作に惑わされず自分で調べ考え判断する習慣をつける