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高勝率だった神イベントがなぜ…鷹の祭典が〝災典〟になったのはいつ?

 ソフトバンクが毎年恒例のイベント「鷹の祭典」で勝てない。今季も3連敗スタートで、直近15試合は1勝14敗と目も当てられない成績となっている。ネット上では「鷹の災典」と揶揄するワードがトレンド入りするほど深刻な状況だ。

 しかし、19年間の通算成績を見てみると58勝50敗2分と8個の貯金がある。ここ15試合で13個も借金があることを考えれば驚異的な数字と言える。ではどこで流れが変わったのだろうか。

 最後に勝ち越したのが2019年で、それ以降は7勝21敗1分。ここが一つの分岐点と言えそうだ。20年以降はコロナウイルスの影響で日程が変更になり、入場が制限されることもあった。ファンの後押しが制限されたことは成績に影響があったのではないだろうか。

 もう一つは16年。08年以来の負け越しとなり、この年以降は4度の負け越しを記録。16年以前の勝率.717に対し勝率.403とガクッと落ち込んでいる。

 球場別の成績を見ると、ペイペイドームで48勝34敗1分と極めて勝率が高い。一方で東京ドーム4勝6敗、北九州市民球場3勝5敗、京セラドーム3勝4敗1分、宮崎1敗と本拠地以外での開催ではすべて負け越している。移動や日程などの影響か、成績には大きな差が出ている。

 今季の鷹の祭典は残り6試合。すべて勝率の高い本拠地ペイペイドームで開催される。「鷹の災典」というレッテルを返上できるか―。

次のページに鷹の祭典年度別成績

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