■自民党は若者に超人気! 民主党を源流とする2政党なのに人気の年齢層が全然違う?!


去年の衆議院選挙の比例で、投票先を「自民党」と答えた人の割合をグラフにしてみると、18・19歳と20代が圧倒的に多いという結果になりました。
年齢が上がるごとに、投票先を「自民党」と答えた人の割合は下がっていきますが、70代以上では再び盛り返しています。どうやら自民党の強さの秘訣は「若者からの圧倒的な支持」「高齢者を中心とした手堅い人気」のようです。


次に、民主党を源流とする、立憲民主党と国民民主党を比べてみました。すると、立憲民主党では、若い人よりも40代以上の人の人気が高い結果に。一方で、国民民主党はむしろ20代の人気が最も高かったことがわかりました。同じ“元・民主党”でも、こんなに違いがあるんですね。

■九州は公明党と社民党がバチバチ!?共産党が最も強いのは首都・東京!


維新が近畿で強いように、ほかの政党にも得意の地域がありました。
まず、公明党が最も人気なのは九州。最も人気が低かった北陸信越の2倍近く支持されていました。同じく九州で人気なのが社民党。最も人気が低かった近畿に比べて、およそ3倍という結果になりました。

 
そして、共産党にとって最も得票率が高かった地域は、なんと東京でした。
 


さらに年代別のデータを見てみると、共産党と社民党は、30代以降で年齢が上がるにつれて、投票した人の割合が増えていくのも大きな特徴です。