アメリカの動画配信大手ネットフリックスが19日、アカウントの共有を制限する取り組みにより、会員数が3か月で589万人増えたと発表しました。

これはネットフリックスのことし4月から6月期の決算の発表で明らかになったもので、6月末の会員数は2億3839万人と、3月末よりも589万人増えました。

ネットフリックスは去年、1億世帯以上が同居していない家族や友人らとアカウントを共有し無料でサービスを利用していると明らかにしていて、その対策として5月からアカウント共有を制限する取り組みを開始。「収益化の初期段階だが、有料会員に移行している」とコメントしました。

売上高は前の年の同じ時期を3%上回る81億8730万ドル、日本円にしておよそ1兆1400億円でした。

一方、脚本家や俳優らによるストライキの影響については「コンテンツ制作が遅れるため支出が減少する」との見通しを示しました。