ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの片寄涼太が、フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023』(19日21:00~)に出演する。

  • 片寄涼太=フジテレビ提供

『ほん怖』初出演にして主演を務め、ホラー作品での単独主演、フジテレビドラマの主演も初となる片寄が登場する作品は『胸騒ぎの帰路』。多忙な毎日を送る会社員・早川翼(片寄)が、帰宅途中のバス車内で何度も出会う美しい女性に“運命”を感じ、魅了されながらも、それをきっかけに予想外な恐怖を味わうことになる。

商社に勤める早川は、残業続きで帰宅は深夜になるほど多忙な日々を過ごしていた。バスでの帰宅途中、疲れから睡魔に襲われ車内で少しの間眠ってしまう。ふと目を覚ますと、他の乗客がいなくなっている…と思いきやキャリーケースを持つ女がいることに気付く。髪の長い美しい女に見入る早川だったが、翌日も帰宅途中のバス車内で同じ女と2人きりに。毎日定位置に座る早川に対し、女も毎日同じ場所に立っている。翌日以降も連日女と同じバスになり、いつからか早川は女に心を奪われていた。

そんなある日、自宅最寄りのバス停で降りると女も同じバス停で降りてきた。毎日同じバスに乗り合わせ、降りるバス停も同じ。仕事漬けの日々だったこともあり、そんなささいなことでも運命のように感じる早川。後日、キャリーケースの女とまたも同じタイミングで降りることになり、意を決して女に声をかけてみるが…。

コメントは、以下の通り。

■片寄涼太(GENERATIONS)
――『ほん怖』出演の感想を教えてください
「物心ついた頃から放送されている番組に、まさか自分がこうして出演させていただけるのはすごくうれしいです。夢がかなったような思いで演じていたので、怖がらずに多くの方に見守っていただきたいです。小さい頃からホラー作品が“大好き!”というタイプではなかったのですが、ずっとテレビで見ていた印象的な番組に出演できて、親孝行にもなったのではないかなと思います!」

――『胸騒ぎの帰路』の見どころと、ご自身の役については?
「シンプルでストレートな物語ながらゾクゾクが詰まっています。“そっち(怖いとわかっている方)に行かなくていいのに…”と『ほん怖』ならではの部分もあって、ツッコみながらそしてドキドキしながら見ていただける作品です。自分の役は、ある意味どこにでもいる平凡なサラリーマンの男性。多忙な毎日に追われながら、ふとした瞬間の出来心の隙間にゾクっとした怖い話が入り込んできて、その恐怖に翻ろうされる役になっています」

――最近体験したゾクっとしたエピソードはありますか?
「今回の作品でとあるお家の壁沿いで撮影していたときに、自分の視界の端っこでゾゾゾっと動くものが見えて…なんだと思いパッと見たら壁に大きめのゴキブリがいたんです…!これはある意味でゾクっとしましたね(笑)」

――放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージをお願いします!
「『ほんとにあった怖い話』に出させていただき、夢の一つがかないました。皆さんにはそんな僕を温かく見守っていただきながらも、怖いストーリーにゾクっとそしてヒヤっとしていただければと思います!」

■プロデュース・大野公紀氏
「『胸騒ぎの帰路』は、誰にとっても身近な“帰り道”をテーマにした作品です。学校帰り、仕事帰り、外出時の帰り道に、もしこんなことが起きたら…と共感していただきやすいドラマに仕上がっています。そんな『胸騒ぎの帰路』で、主人公の会社員を演じるのは片寄涼太さんです。多方面でマルチな才能を発揮し、アーティスト、役者として活躍する片寄さんが、今回『ほん怖』に初めて出演してくださいました。淡い期待が徐々に恐怖へと変わっていく様を、丁寧に表現してくださっています。ぜひ多くの方に見ていただきたい作品です!」

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