舞台は「キネマと恋人」の島、KERA・MAP新作「しびれ雲」に井上芳雄ら

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KERA・MAPの第10回公演「しびれ雲」が、11月6日から12月4日まで東京・本多劇場で上演される。

KERA・MAP #010「しびれ雲」ビジュアル

KERA・MAP #010「しびれ雲」ビジュアル

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KERA・MAPは、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)が2001年にスタートさせた企画。新作「しびれ雲」には、本多劇場初登場となる井上芳雄のほか、緒川たまきともさかりえ松尾諭安澤千草菅原永二清水葉月富田望生尾方宣久、森準人、石住昭彦三宅弘城三上市朗萩原聖人が出演する。またこのたび、レトロな雰囲気が漂うビジュアルも公開された。

KERAは「『キネマと恋人』以来、久しぶりのKERA・MAP。これが50代最後の戯曲、最後の公演になる。『キネマ~』の舞台にもなったあの島を舞台に、全く異なるトーンの作品を書く」「小さな、喜び、悲しみ、驚き、嫉妬、幸せ、不幸、ぼんやりした時間を描きたい」と作品の構想を明かした。

東京公演のチケット販売は9月24日にスタート。なお本作は東京公演ののち、12月に兵庫・福岡・新潟でも上演される。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ コメント

「キネマと恋人」以来、久しぶりのKERA・MAP。これが50代最後の戯曲、最後の公演になる。「キネマ~」の舞台にもなったあの島を舞台に、全く異なるトーンの作品を書く。まだコレの前作を執筆しているので実際にはないが、きっと私の書斎の机には小津安二郎や岸田國士やアキ・カウリスマキの諸作が積み上げられることだろう。小さな、喜び、悲しみ、驚き、嫉妬、幸せ、不幸、ぼんやりした時間を描きたい。またもや素敵なキャストが集まってくれた。かつて小津は「僕は豆腐屋だ。せいぜいガンモドキしか作れぬ。トンカツやビフテキはその専門の人々に任せる」と言ったが、なんでも屋の私は今回、豆腐を作ってみる。還暦を前にして豆腐を作りたくなるのも、自然なことのように感じる。美味い豆腐が出来ますように。

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

この記事の画像(全1件)

KERA・MAP #010「しびれ雲」

2022年11月6日(日)~12月4日(日)
東京都 本多劇場

2022年12月8日(木)~11日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

2022年12月17日(土)・18日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 中劇場

2022年12月24日(土)・25日(日)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:井上芳雄緒川たまきともさかりえ松尾諭安澤千草菅原永二清水葉月富田望生尾方宣久、森準人、石住昭彦 / 三宅弘城三上市朗萩原聖人

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※2022年11月4日追記:11月6・7日の公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

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ケラリーノ・サンドロヴィッチ @kerasand

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