クレージーキャッツの犬塚弘が死去

クレージーキャッツのメンバーとして活動していた犬塚弘が本日10月27日までに死去したことを共同通信が報じた。クレージーキャッツで唯一存命していたメンバーで、94歳だった。

1929年3月23日生まれ、東京都出身の犬塚弘は1955年にドラム奏者のハナ肇らとキューバン・キャッツを結成。後にクレージーキャッツに改名し、植木等や谷啓も加入した。コメディと音楽を掛け合わせたパフォーマンスで人気を博し、喜劇映画「クレージー黄金作戦」、バラエティ番組「シャボン玉ホリデー」などに出演。犬塚はバンド内でウッドベースを担当しており、「ワンちゃん」の愛称と、とぼけたキャラクターで親しまれた。

バンドのメンバーが単独で活動するようになって以降、犬塚は俳優としても活躍。山田洋次監督の映画「馬鹿が戦車でやって来る」、「男はつらいよ」シリーズなどに出演していた。

（情報提供：共同通信）