話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、巨大学園を舞台に平凡な主人公が個性的なヒロインたちとさまざまな事件を解決する「生徒会探偵キリカ」(杉井光著、ぽんかん(8)画)です。 講談社ラノベ文庫の栗田晃宏さんに作品の魅力を聞きました。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
−−この作品の魅力は?
生徒数8000人の超巨大学園に入学した主人公・牧村ひかげが生徒会役員である3人の女の子に振り回されるというラブコメ要素と、生徒会会計であり生徒会探偵である聖橋キリカとともに、学園内のトラブルを解決していくミステリー要素が合わさったお話です。「ハイテンション学園ラブコメ・ミステリー」の言葉通り、魅力的な女の子たちとのテンポのいい会話と謎解き的な面白さが魅力です。
−−作品が生まれたきっかけは?
講談社ラノベ文庫の創刊に際して、杉井先生に執筆を依頼しました。当初はファンタジーものの企画だったのですが、気がついたらこの原稿になっていました……。ポル○レフの気分になりました。
−−作家さんとイラストレーターさんはどんな方でしょうか?
杉井先生は、たくさんのライトノベルレーベルでご活躍されている方でして、非常に作品に対して真摯(しんし)です。細かな言葉遊びが多くて、何度読んでもクスッと笑ってしまいます。ぽんかん(8)先生は、すごく雰囲気のあるイラストを描かれる方で、イメージにぴったりだったので依頼しました。物静かな方ですが、やはりイラストに関しては非常に真摯(しんし)で、一度あがったイラストでも自主的に描き直して、差し替えをお願いされたりもします。イラストのクオリティーが上がるのですが、デザインが進行していたりすると、うれしい悲鳴になってしまいます。
−−編集者として、この作品にかかわって興奮すること、逆に大変なことについてそれぞれ教えてください。
興奮するのは、原稿やイラストをいただいたときです。非常にクオリティーが高く、最初の読者の特権を存分に味わっています。大変なところは、お二方とも非常にお忙しいので、スケジュールを組むのが大変です。でも面白い原稿や素晴らしいイラストをいただけるので問題ないです。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
1巻、2巻発売、コミカライズ開始と作品はどんどん広がっています。ひかげも主人公らしい機転をどんどん発揮してきています。生徒会内での人間関係もどんどん動いていく予定ですのでご期待ください。3巻の表紙のうさぎがどんなふうに描かれるのかも個人的には楽しみです!
講談社ラノベ文庫 栗田晃宏
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