地下芸人の「大御所」 ゆきおとこさん 滑る芸、お笑いで地域貢献

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ゆきおとこさん(55)=千葉県流山市南流山3で2024年2月10日、柴田智弘撮影
ゆきおとこさん(55)=千葉県流山市南流山3で2024年2月10日、柴田智弘撮影

 (メディア露出が少なく知名度が低いなどの)「地下芸人」の大御所を自認する。芸歴は三十有余年。千葉県流山市の南流山福祉会館で入場無料のお笑いライブを始めて間もなく1年になる。

 お笑い芸人になる夢を追い求め、1993年1月、東京都渋谷区のストリップ劇場「渋谷道頓堀劇場」の幕あいに先輩芸人とのコンビで初舞台を踏んだ。それから相方を変え、新たなコンビを作っては解消し、を繰り返しながら芸人を続けた。ここ十数年はソロで活動し、近年は「ゆきおとこの素敵に詩的に」など名を冠したインターネットの4番組に出演している。

 芸名は、その芸が「寒いし凍るし、まるで雪男だな」と恩人の大先輩が付けてくれた。「S―1グランプリ」と題し、2023年末に放送された「滑る」芸人を競うテレビ番組で準優勝した。「俺は日本で二番目につまらない芸人だ」と胸を張る。

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