群馬テレビ社長「取材必要ない」巡り 館林市長ら「事実なら残念」

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群馬テレビ本社=前橋市上小出町で2023年10月21日、田所柳子撮影
群馬テレビ本社=前橋市上小出町で2023年10月21日、田所柳子撮影

 群馬県館林市の多田善洋市長は26日の記者会見で、群馬テレビの武井和夫社長が「(有料の契約を結ばない)館林、渋川、富岡各市には取材に行く必要はない」などと発言したとされる問題について、「事実なら極めて残念だ。公共的使命を担う立場で報道してもらいたい」と指摘した。富岡市の榎本義法市長も同日、「発言が事実なら残念だ」とコメントした。渋川市も同様の姿勢を示している。

 同社の労働組合が18日、不当な人事異動などに関する救済を県労働委員会に申し立てた際、武井社長の発言を明らかにした。ニュース番組の時間短縮を決めた7月の役員会で、ニュース取材は費用がかさむとして「ニュースなんか一つも流さなくていい」と述べる一方、防災情報に関する有料の契約を結んでいない3市には「取材に行く必要はない」などと発言したという。

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