70年ぶり、茅葺き屋根全面葺き替えを公開 山形・慈恩寺本堂

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70年ぶりの全面葺き替え工事で、屋根の下地が見える状態になった慈恩寺本堂=山形県寒河江市で2023年5月20日午前10時43分、熊田明裕撮影
70年ぶりの全面葺き替え工事で、屋根の下地が見える状態になった慈恩寺本堂=山形県寒河江市で2023年5月20日午前10時43分、熊田明裕撮影

 山形県寒河江市の国重要文化財、本山慈恩寺本堂で70年ぶりに実施されている茅葺(かやぶ)き屋根の全面葺き替え工事の現況が20日、地域住民と報道機関に公開された。

 746年に開山と伝わり、1618年に再建された桃山様式の本堂は昨年10月から仮屋根で覆われ、このほど茅葺き屋根の取り外しが終了した。この日は、約3年かけて実施する工事の設計監理を担う文化財建造物保存技術協会の丸石暢彦参事が、屋根の下地部分が見える本堂の修理状況を説明…

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