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上空の寒気などの影響で北陸地方は5日も記録的な大雨となった。福井県南越前町では日野川と鹿蒜(かひる)川の合流地点付近で河川が氾濫し、多数の床上浸水が発生した。県によると、本流の水位が上がり、合流を遮られた支流から水があふれる「バックウオーター現象」とみられる。県は同日午後、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。
川が氾濫した地域には住宅や事業所などがあり、近くにJR北陸線がある。南越前町今庄の介護施設「デイサービス 神久ファミリー」所長の神谷幸保さん(77)によると5日午前9時半ごろ、(鹿蒜川のある)線路の向こう側から水があふれてきたといい、「慌てて職員4人に声をかけて避難させ、自分も高くなっている道の方へ逃げた。濁流に足を取られそうになり、怖かった」と振り返った。
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