淀川河川敷の違法グラウンド撤去へ 長年の「無法状態」動かしたきっかけとは

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淀川河川敷にある「違法グラウンド」の一つ。金属製パイプを組み立てた打撃用ケージの中に、多くの野球用具が置かれていた=大阪市都島区で2020年12月3日午前7時20分、遠藤浩二撮影
淀川河川敷にある「違法グラウンド」の一つ。金属製パイプを組み立てた打撃用ケージの中に、多くの野球用具が置かれていた=大阪市都島区で2020年12月3日午前7時20分、遠藤浩二撮影

 大阪の中心部を流れる1級河川・淀川の河川敷で、バックネットやベンチなどを設置して無許可でグラウンドを使用していた野球とサッカーの計33チームが、そうした工作物を原則として2021年3月までに撤去するとの計画書を提出していることが国土交通省への取材で明らかになった。管理する国交省淀川河川事務所が河川法に違反するとして是正を指導していた。こうした「違法グラウンド」の存在はこれまでも認識されていたが、チーム関係者らの反対で撤去が進まなかった。今回は近年の豪雨災害をきっかけに事態が動いたという。

無許可使用のスポー…

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