寒河江善秋、生誕100年 魅力的な改革者 青年運動の先駆け/晩年「半遁世」 /山形

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
CDを原田俊二町長(左)に贈呈する舩山達郎さん=山形県川西町上小松の町役場で2020年9月23日、佐藤良一撮影
CDを原田俊二町長(左)に贈呈する舩山達郎さん=山形県川西町上小松の町役場で2020年9月23日、佐藤良一撮影

 川西町出身の社会活動家、寒河江善秋(1920~77年)の生誕100周年を記念して、町では功績をたたえる取り組みが行われている。寒河江と交流した関係者の多くは、人柄と生き方の魅力を熱く語る。何が彼らを引きつけるのか、実像を取材した。【佐藤良一】

 ♪東(ひんがし)の空は燃え 時代のあした告ぐるとき 伸びゆく街にキャタピラの 響きも高くこだまする われらは機械化青年隊

 明朗な歌声が町長室に流れた。寒河江が作詞し、曲は作曲家の故古関裕而に頼んだ。タイトルは「産業開発機械化青年隊の歌」。

この記事は有料記事です。

残り1108文字(全文1350文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月