戦闘機「紫電改」の部品寄託 旧海軍・鶉野飛行場の研究者、兵庫・加西市へ

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紫電改の主輪=兵庫県加西市の鶉野飛行場資料館で2020年5月20日午前9時56分、関谷徳撮影
紫電改の主輪=兵庫県加西市の鶉野飛行場資料館で2020年5月20日午前9時56分、関谷徳撮影

 兵庫県加西市鶉野(うずらの)町の旧海軍・鶉野飛行場跡地で市が整備を予定する施設での展示に役立ててもらおうと、飛行場の調査を続ける上谷昭夫さん(81)=同県高砂市=が20日、戦闘機「紫電改」の部品など26点を市に寄託した。一部は、跡地にある「鶉野飛行場資料館」で既に展示されており、上谷さんは「貴重な戦争遺跡を後世に伝え残してもらえればうれしい」と話している。

 上谷さんは同飛行場関連調査の第一人者で、一般社団法人「鶉野平和祈念の碑苑保存会」の理事を務める。約25年かけ、第二次世界大戦で旧海軍が使用した紫電改の部品や同機にまつわる品計103点を飛行場関係者らから収集した。

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