- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
過去に出演したアダルトビデオ(AV)が再編集されたら、その報酬を出演者に――。AV改革のため、第三者機関「AV人権倫理機構」が提案し、2018年から順次運用が適用された新ルールの目玉の一つともいえるAV女優への2次使用料の支払いが始まっている。プロダクションは通さず、同機構の外局団体「AVAN」から直接女優に支払われる。支払いを歓迎する声がある一方で、本人確認に手間取り支払いに時間がかかったり、未払い女優のリストが誰でも閲覧できるウェブサイトに公開されたことへの反発があったりと、課題山積だ。【中嶋真希】
女優の出演作品はこれまで、総集編やオムニバス版が発売されても報酬を受け取ることができなかった。新ルールでは、再編集されれば2次使用料が支払われることになった。対象となるのは、2018年1月以降で、発売前の審査を受けた再編集版の作品で、18年末から女優への支払いが順次始まった。「女優に全額を支払いたい」という狙いから、AVANからプロダクションなどを介さず直接支払われるという。
この記事は有料記事です。
残り1706文字(全文2151文字)