関空、汚水処理水を違法放流 開港から25年間 基準値は超えず

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
関西国際空港=大阪府泉佐野市で2017年9月21日、本社ヘリから川平愛撮影
関西国際空港=大阪府泉佐野市で2017年9月21日、本社ヘリから川平愛撮影

 関西エアポートは26日、関西国際空港にある浄化センターの汚水処理水の一部が、雨水専用排出口から大阪湾に放流される違法状態が、1994年の開港から約25年間続いていたと発表した。放流された処理水はいずれも国の基準値を下回り、周辺海域の環境への影響はないという。

 関西エアによると、消防用貯水池に処理水を活用、藻の発生を防ぐため1日10立方メートルをあふれさせていたが、それが雨水専用排出口から放流…

この記事は有料記事です。

残り297文字(全文495文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月