珍しい双子同場所V 貴源治初の十両優勝 兄・貴ノ富士も前日幕下優勝

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大翔丸(左)を寄り切りで降した貴源治=東京・両国国技館で2019年5月25日、宮間俊樹撮影
大翔丸(左)を寄り切りで降した貴源治=東京・両国国技館で2019年5月25日、宮間俊樹撮影

 大相撲夏場所で25日、栃木県小山市出身の東十両2枚目・貴源治関(22)=千賀ノ浦部屋=が大翔丸を寄り切って13勝1敗とし、初の十両優勝を決めた。貴源治関は「ようやくだった。(来場所は)自分の時代に持って行けるよう頑張る」と話した。兄で西幕下2枚目・貴ノ富士さん(22)=同=も24日に幕下優勝を決めており、珍しい「双子同場所優勝」。次の7月の名古屋場所で、貴源治関は新入幕、貴ノ富士さんも3回目の十両昇進を確実にした。

 貴源治関は土俵に上がる前に優勝が決まっていたが、「目の前の取組を取り切るだけ」と、落ち着いて白星を伸ばした。快進撃を「勝っても負けても気持ちを切り替えられているから」と振り返った。

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