「石碑つくらないと」新元号ゆかりの太宰府 跡地の宮司びっくり

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
大伴旅人の邸宅で開かれた「梅花の宴」の様子を博多人形で再現した模型=福岡県太宰府市の大宰府展示館で2019年4月1日午後4時36分、野田武撮影
大伴旅人の邸宅で開かれた「梅花の宴」の様子を博多人形で再現した模型=福岡県太宰府市の大宰府展示館で2019年4月1日午後4時36分、野田武撮影

 新元号「令和」の引用元となった万葉集の序文に記された「梅花の宴(うたげ)」は、現在の福岡県太宰府市に置かれた朝廷の出先機関「大宰府」の長官を務めた大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で天平2(730)年の正月に催された。市内には大伴邸跡などゆかりの地もあり、関係者は予想もしていなかった新元号との縁を喜んだ。

 「おおごとになった。中国古典から出典されると思っていたのでびっくりしている」。市内にある坂本八幡宮の御田良知(みたよしとも)宮司(59)は、新元号発表に驚きを隠せない。

この記事は有料記事です。

残り664文字(全文903文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月