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プロダクションに所属せず、立場の弱いフリーランスのAV女優向けに情報を発信したい。そんな思いから、フリー女優のかさいあみさんと、元AV女優の三代目葵マリーさんがこのほど、「フリー女優連盟」を発足した。業界では、2017年春に強要問題をなくすための提言を行う第三者委員会「AV業界改革推進有識者委員会(現・AV人権倫理機構)」が設立され、同じころにAV女優が所属するプロダクションの業界団体「日本プロダクション協会(JPG)」が発足。今年4月には、JPGに加盟していないプロダクションが集まり、「第二プロダクション協会(SPA)」もできた。フリー女優連盟は、SPA傘下で、女優同士の連帯を図る。ほかに安達かおる監督が今年夏に設立した制作者の団体「映像制作者ネットワーク」(CCN)もあり、これで、業界内の団体がほぼ出そろった。【中嶋真希】
「やっと形になった」と、かさいさんと葵さんがほっとした表情を見せた。フリー女優連盟の話が持ち上がったのは、今年春、「フリー女優は今後、適正AVに出演できなくなる」という不確かな情報が出回ったことがきっかけ。プロダクションが女優と契約する際、「AVの撮影には性行為がある」ことなどを説明することが義務づけられたため、「説明を受けないフリー女優は出演できないのでは」といううわさが広がった。実際には、同…
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