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ジャイルズ・テーラー氏がFAW Groupに入社(共同通信PRワイヤー)

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ジャイルズ・テーラー氏がFAW Groupに入社

AsiaNet 75067 (1552)

ジャイルズ・テーラー氏がFAW Groupに「デザイン担当グローバル・バイス・プレジデント兼最高クリエーティブ責任者」で入社

【ミュンヘン2018年9月7日PR Newswire=共同通信JBN】FAW(第一汽車)は、ジャイルズ・テーラー(Giles Taylor)氏が同社に「デザイン担当グローバル・バイス・プレジデント兼最高クリエーティブ責任者(CCO)」として正式に入社したと発表した。テーラー氏はこれまで英国のロールス・ロイス・モーターカーズ(Rolls-Royce Motorcars)のデザイン担当ディレクターの地位にあった。

(Photo: https://mma.prnewswire.com/media/740684/Giles_Taylor_FAW_Corporation.jpg

FAWに入社したテーラー氏は、デザイン戦略の立案とFAWの高級車ブランドHONGQI(紅旗)の独創的なスタイルコンセプトを主に担う。FAWのデザイン開発システムを確立するほか、FAWの自動運転車を含む全製品に国際化されたデザイン哲学を吹き込むのを監督する。

テーラー氏はドイツのミュンヘンに駐在する。ミュンヘンで新しいFAW最新デザイン・センターの設立を進め、センターでグローバルな最高デザインチームを結成する。センターが進める中核的プロジェクトは、未来志向コンセプトと生産プロジェクトの両方を含むHONGQIブランドのための事業である。

ロンドンの有名なロイヤル・カレッジ・オブ・アートのビークルデザイン学科を1992年に修士号を取って卒業したテーラー氏は、超高級乗用車のデザインで豊富な経験を持つ。英国の高級ブランドJaguar Carsに13年間勤務し、この間に現在の「ジャガーXJ」、2005年発売の「ジャガーXK」スポーツカーのチーフデザイナーを務めた。2011年にテーラー氏は ロールス・ロイス・モーターカーズに入社し、2012年から最近までデザイン担当ディレクターだった。同氏はドロップヘッド型の「ドーン(Dawn)」、象徴的な「ファントム(Phantom)VIII」リムジン、最近発売されたSUV「カリナン(Cullinan)」など多くの成功した乗用車を設計した。2016年に手掛けた「ロールスロイス103ex」コンセプトカーは、2040年以降を見据えた特別「自動運転高級車」のビジョンを提示している。

FAWの正式メンバーになったことについて、テーラー氏は「FAWでの素晴らしい新キャリアの道のスタートを楽しみにしている。中国で最も古くて最も有名なカーブランドのHONGQIは、極めて貴重で多様な文化の歴史を背負っている。高級ブランドを取り巻く多くの創造的な要素は、新時代に向けた斬新な最新カーにつながっていく。私は、FAW経営チームと力を合わせ、HONGQIとFAWの躍動的な未来の製品へのこの魅力的な使命を果たしていきたい」と話した。

FAWの徐留平会長はテーラー氏の入社を歓迎し「グローバリゼーションの全般的傾向の下で中国の自動車産業は、世界の自動車業界で標準車と先行車を打ち立てるという素晴らしい機会に臨んでいる。繊細な感情体験を優れた製品とサービスに結び付け、中国の豊かな上流文化を、他の進んだ世界の文化、最新のファッションデザイン、さらには最先端の科学技術と深く融合するために、われわれが必要としているのは、もっとグローバルなマインドとビジョンを持ち、今まで以上に国際化し、専門化した多様なチームである」と強調した。

徐留平会長はさらに「テーラー氏はHONGQIと中国文化に詳しい。このブランドに深い理解を持つ。最高級車のデザインでの彼の豊かな経験と、グローバルなデザインとイノベーションに対する洞察は、FAWとHONGQIのブランド位置と製品レイアウト、将来計画にぴったりだ。彼の入社にHONGQIは助けられ、中国で最高であり、世界中で有名な「新しくて高貴なブランド」を作り上げるという目標の達成に近づける」と語った。

ソース:FAW Corporation

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