個展

アクリルの立体絵画 ロッカクアヤコさん日本初公開

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ロッカクアヤコさんの「アクリル立体絵画」=東京都渋谷区のGALLERYTARGETで2017年5月23日、岡部恵里撮影
ロッカクアヤコさんの「アクリル立体絵画」=東京都渋谷区のGALLERYTARGETで2017年5月23日、岡部恵里撮影

 東京都渋谷区の「GALLERY TARGET」で、千葉県出身でベルリン在住の画家、ロッカクアヤコさん(35)の個展「OBSCURA」が開かれている。アクリル板を用いた新しい表現技法の立体作品「アクリル立体絵画」など約30点が日本で初公開されている。立体絵画には、少女やウサギなどがカラフルに描かれており、ロッカクさんは「クリアな水槽の中で絵が浮かんでいるように見えるのを楽しんでほしい」と話す。

 アクリル立体絵画は、正方形や長方形、六角形のアクリル板を4~6枚使い、アクリル絵の具を使って描き、さらにレイヤー(層)になるように重ねて接着させたもの。これまでになかった新しいアートの表現手法で、ハイエンド・コンテンツをプロデュースするアディクタムが発案した。またアクリル板は、化学メーカー大手の三菱ケミカルが開発したアクリル樹脂(アクリライト)を使用し、加工はプラスチック板加工メーカーのシンシが…

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