雪崩

北ア・室堂で大学生3人巻き込まれ1人意識不明

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雪崩がおきた現場位置
雪崩がおきた現場位置

 29日午前8時25分ごろ、北アルプスの雄山(3003メートル)に登山中の東京工業大の学生6人組のパーティーが室堂地区(富山県立山町)付近で雪崩に巻き込まれたと110番通報があった。県警山岳警備隊員が現場に到着し、6人を確認した。地元消防によると、雪崩に巻き込まれたのは6人のうち3人で、男性1人が意識不明の重体、別の男性1人が低体温症の疑いがあり、もう1人は無事という。

 富山県山岳遭難対策協議会がインターネットで提供する「立山室堂山岳スキー情報」によると、27日にも室堂付近の北東向き斜面で比較的大きな雪崩が発生していた。29日午前8時現在、室堂平(標高2450メートル)の積雪は70センチで、前日からの24時間で6センチの新雪があり「非常に危険な状態」として、登山者らに慎重な行動を促していた。

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