臨時国会

TPP承認、焦点に…26日召集

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 第192臨時国会は26日召集される。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案が最大の焦点で、政府・与党は2016年度第2次補正予算案とともに早期成立を目指す。野党は格差問題などで論戦を挑む。衆参両院で「改憲勢力」が憲法改正発議に必要な3分の2を確保してから初となる各院の憲法審査会も開かれ、憲法論議も本格化する見通しだ。

 会期は11月30日までの66日間。政府・与党は「アベノミクス加速国会」と位置づけ、経済対策を盛り込んだ補正を10月中旬には成立させ、ただちにTPP承認案などの審議に移る。9月26日に安倍晋三首相が所信表明演説、麻生太郎財務相が財政演説を行い、衆参の代表質問は27〜29日の予定。通常は「質問内容を練る」として演説の2日後に質問が始まるが、今回は翌日からの異例の日程で、与党がTPP審議の時間確保を図…

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