熊本地震

未明に本震 新たに19人死亡、死者28人に

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救助活動が続く東海大阿蘇キャンパスそばのアパート=熊本県南阿蘇村で2016年4月16日午前7時29分、本社ヘリから矢頭智剛撮影
救助活動が続く東海大阿蘇キャンパスそばのアパート=熊本県南阿蘇村で2016年4月16日午前7時29分、本社ヘリから矢頭智剛撮影

阪神大震災と同規模 14日のは「前震と考えられる」

 16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、同県南阿蘇村や熊本市などで震度6強を観測した。気象庁によると、震源の深さは12キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.3と推定され、1995年の阪神大震災と同規模。エネルギーは14日夜に益城(ましき)町で震度7を観測した地震(M6.5)の約16倍。16日正午現在の毎日新聞のまとめでは、新たに19人が死亡した。これで県内の死者は28人となった。国道で橋が崩落し、同県宇土市役所が倒壊の恐れがあるなど建造物に大きな被害が出た。

 気象庁は、「14日以降に発生した地震の本震と考えられる」との見方を示したうえで、14日午後9時26分ごろに発生した震度7(M6.5)の地震とそれ以降の地震は「前震と考えられる」とした。

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