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熊本地震

2016年4月14日と16日に発生した熊本地震。最大震度7の激震に2度襲われ、熊本、大分両県で関連死を含めて276人が亡くなった。

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熊本震度7

東日本大震災以来 2人死亡、100人けが

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地震のため倒壊し、火事になった民家=熊本県益城町で2016年4月14日午後10時53分、野呂賢治撮影
地震のため倒壊し、火事になった民家=熊本県益城町で2016年4月14日午後10時53分、野呂賢治撮影

 14日午後9時26分ごろ、熊本県を中心に強い地震が発生し、同県益城町(ましきまち)で震度7を観測した。熊本市や玉名市などで震度6弱、菊池市などで震度5強を観測。福岡、大分、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島、山口の各県でも震度4を観測するなど広い範囲で強い揺れに見舞われ、最大で震度6強の余震も続いた。国内で震度7が観測されたのは、2011年3月の東日本大震災以来で、4回目。九州地方での震度7は1923年の観測開始以来初めて。

 気象庁によると、震源地は熊本地方で、震源の深さは約11キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.5と推定される。熊本市では、長周期地震動が4段階のうち2番目に強い「階級3」を観測した地域があった。震度1以上の余震は15日午前1時現在で、54回に上っている。

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