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国際定期便就航30年 CAが振り返る

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ANAの国際線とともに客室乗務員として歩んできた河合淳子さん=東京都大田区の羽田空港で2016年3月2日、米田堅持撮影
ANAの国際線とともに客室乗務員として歩んできた河合淳子さん=東京都大田区の羽田空港で2016年3月2日、米田堅持撮影

 全日本空輸(ANA)は3日、国際線の定期便就航30年を迎えた。就航当時から客室乗務員(CA)としてフライトしている河合淳子さんに、ANA国際線の歩みを語ってもらった。【米田堅持】

模造紙で訓練した初便

 河合さんは1983年11月、ボーイング767機導入に合わせて行われたCA募集に応募して採用された。米ワシントン州に2年半留学して英語が堪能だった河合さんはのちに、3年目の若手ながら国際線CAとして乗務することになる。「1次試験合格の電報が届いた時、CAになったら米国へ行けると思ったら国内線ばかりの会社。でも、国際線参入で米国へ行けるようになり、これで世界へ羽ばたくことができると思った」という。

 ANAは86年3月3日に成田−グアム線で国際定期便に参入し、7月には成田−ロサンゼルス線、成田−ワシントン線も開設した。河合さんが今でも印象に残っているフライトは、成田からワシントンへ飛んだ初便だという。

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