特別企画

2枚のSIMカードを自在に使い分けられる、DSDV対応スマホカタログ(2022年9月更新)

SIMフリースマートフォンの中には、複数のSIMを使い、4Gや5G回線を2つ利用できる「DSDV(デュアル SIM デュアル VoLTE)」に対応するものがある。そのDSDVに対応した最新モデルを含むおおむね過去2年以内に発売されたSIMフリースマートフォンのカタログをお届けしよう。

2つのSIMカードを自在に使い分けられるDSDVスマホ

SIMフリースマートフォンの中には、eSIMやSIMスロット合わせて2個以上備え、それらを同時に2個利用(待ち受け)できる「DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)」という機能に対応したものがある。それらの中でも、利用できるSIMカードの柔軟性が最も高いのがDSDV(デュアル SIM デュアル VoLTE)対応だ。DSDVでは、複数のSIMカードやeSIMを使って2つの電話番号を1台の端末で利用できる。いずれもLTEに対応しているので、格安のデータ通信用SIMカードと、高音質なVoLTE仕様の音声通話用SIMカードを両立して使えるのがメリットだ。なお、DSDVの中でも、2枚のSIMカードで同時にデータ通信が行えるものをDSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)と言って区別する場合がある。(2020年6月30日訂正:「同時にデータ通信と音声通話が行える」の部分を「同時にデータ通信が行える」に訂正しました。以上お詫び申し上げます。)

DSDV対応スマホでVoLTEを使う場合、その端末がNTTドコモ、au、ワイモバイル(ソフトバンク)、楽天モバイル(MNO)の各社が実装しているVoLTEに対応しているかを確認したい。VoLTEの仕様は通信キャリアごとに異なっているので、非対応の場合はVoLTEが使えない場合があるのだ。以下のカタログは、キャリアの適応状況も記載しているので、参考にしていただきたい。

ミリ波を省略しつつ、メモリーとストレージを加増した一般流通モデル
ソニー「Xperia 1 IV XQ-CT44」

「Xperia 1 IV」の一般流通モデル。キャリアモデルとの違いは、5Gのミリ波に対応していない点と、メモリー容量が12GBから16GBへ、ストレージ容量が256GBから512GBへそれぞれ増強されている点だ。なお、本機専用の冷却クーラー「Xperia Stream for Xperia 1 IV」を同梱した「Xperia 1 IV Gaming Edition」も用意されている。

メインカメラは、焦点距離16mmの超広角カメラ、焦点距離24mmの広角カメラ(標準カメラ)、85〜125mmの光学ズームに対応した望遠カメラ、3D iToFセンサーという組み合わせ。画素数はいずれも有効1220万画素。フロントカメラも画素数は同じで1220万画素だ。

1基のnanoSIMカードスロットに加えてeSIMに対応している。NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)を利用できる。

画面サイズ(解像度):約6.5インチ(3840×1664)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約71×165×8.2mm
重量:約187g
SoC:Snapdragon 8 Gen 1
RAM容量:16GB
ストレージ容量:512GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(1TBまで対応)
OS:Android 12
SIMカードスロット:nanoSIM×1+eSIM
5G NR対応バンド:n3/28/41/77/78/79
LTE対応バンド:B1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/39/40/41/42
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1220万画素(広角カメラ)+約1220万画素(超広角カメラ)+約1220万画素(望遠カメラ)+3DiToFセンサー
フロントカメラ:約1220万画素
バッテリー容量:5000mAh
USB:USB Type-C

大画面の「Plus」が5年ぶりに復活
アップル「iPhone 14」「iPhone 14 Plus」

2022年9月に発表されたiPhoneのスタンダードモデル。画面サイズ6.1インチの「iPhone 14」と、6.7インチの「iPhone 14 Plus」というラインアップで、「iPhone 8 Plus」以来の大画面スタンダードモデルが復活した。両機種ともSoCは「iPhone 13」と同じ「A15 Bionicチップ」を搭載する。なお、GPUコアが4個から5個に増やされており、描画性能が向上している。

メインカメラは、超広角カメラと広角カメラという組み合わせのデュアルカメラだ。画素数はいずれも1220万画素で、一見すると「iPhone 13」と同じに感じられるが、広角カメラは、イメージセンサーを大型化するとともに、レンズのF値をF1.6からF1.5へ大口径化することで、光学性能が向上している。

nanoSIMカードスロットを1基備えるほかeSIMに対応、また2個のeSIMプロファイルを同時にアクティブにできるデュアルeSIMにも対応している。NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.1インチ(iPhone 14、2532 x 1170)/約6.7インチ(iPhone 14 Plus、2778 x 1284)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約71.5×146.7×7.8mm(iPhone 14)/約78.1×160.8×7.8mm(iPhone 14 Plus)
重量:約172g(iPhone 14)/約203g(iPhone 14 Plus)
SoC:A15 Bionic
RAM容量:非公開
ストレージ容量:128GB/256GB/512GB
増設用メモリーカードスロット:非搭載
OS:iOS 16
SIMカードスロット:nanoSIM×1+eSIM
5G NR対応バンド:
n1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/26/28/29/30/38/40/41/48/53/66/70/71/77/78/79
LTE対応バンド:
B1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/14/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/32/34/38/39/40/41/42/46/48/53/66/71
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1220万画素(標準カメラ)+約1220万画素(超広角カメラ)
フロントカメラ:約1200万画素
バッテリー容量:非公開
USB:Lightning

動くパンチホール「Dynamic Island」など新機軸を打ち出す上位モデル
アップル「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」

「iPhone 14」シリーズの上位モデル。最新世代のSoC「A16 Bionic」を採用するなど基本性能を向上させている。また、ディスプレイはノッチ(切り欠き)がなくなり、パンチホールとUIを組み合わせた「Dynamic Island」を備えている。これは、通知などと連動して形や大きさが変化するというユニークなもので、画面上ではウィジェットのように振る舞う。

メインカメラは約4800万画素の広角カメラ(標準カメラ)、約1200万画素の超広角カメラ、約1200万画素望遠のトリプルカメラだ。特に、標準カメラは画素数を大幅に高めつつ、4個のサブピクセルをひとつにまとめて利用するピクセルビニングに対応することで、高感度撮影機能も向上している。

nanoSIMカード1基を備えるほかeSIMも利用可能、また2個のeSIMプロファイルを同時にアクティブにできるデュアルeSIMにも対応している。NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.1インチ(iPhone 14 Pro、2559 x 1179)/約6.7インチ(iPhone 14 Pro Max、2796 x 1290)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約71.5×147.5×7.85mm(iPhone 14 Pro)/約77.6×160.7×7.85mm(iPhone 14 Pro Max)
重量:約206g(iPhone 14 Pro)/約240g(iPhone 14 Pro Max)
SoC:A16 Bionic
RAM容量:非公開
ストレージ容量:128GB/256GB/512GB/1TB
増設用メモリーカードスロット:非搭載
OS:iOS 16
SIMカードスロット:nanoSIM×1+eSIM
5G NR対応バンド:n1/2/3/5/7/8/12/14/20/25/26/28/29/30/38/40/41/48/53/66/70/71/77/78/79
LTE対応バンド:B1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/14/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/32/34/38/39/40/41/42/46/48/53/66/71
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約4800万画素(標準カメラ)+約1200万画素(超広角カメラ)+約1200万画素(望遠カメラ)
フロントカメラ:約1200万画素
バッテリー容量:非公開
USB:Lightning

上位機種と同じSoC「Googe Tensor」を搭載。3回のOSアップデートも魅力
Google「Google Pixel 6a」

Google純正のスマートフォン「Pixel 6」シリーズの廉価版。独自のSoC「Tensor」や背面デザインを受け継ぎつつ、背面の素材を樹脂製に変更し、メモリーの容量も6GBに抑えられるなどコストダウンが図られている。また、2025年夏に登場予定のAndroid 16世代までのOSバージョンアップ保証と、2027年7月まで行われるセキュリティアップデートなど、Androidとしては手厚いソフトウェアサポートが魅力だ。

メインカメラは、標準カメラと超広角カメラのデュアルカメラで、いずれも画素数は約1200万画素だ。画素数自体はあまり高くないが、Googleの誇る高度な画像処理によってキレイな写真が簡単に撮れる点も魅力だろう。

1基のnanoSIMカードスロットとeSIMという組み合わせのデュアルSIMに対応しており、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.1インチ(2400×1080)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約71.8×152.2×8.9mm
重量:約178g
SoC:Google Tensor
RAM容量:6GB
ストレージ容量:128GB
増設用メモリーカードスロット:非搭載
OS:Android 13
SIMカードスロット:nanoSIM×1+eSIM
5G NR対応バンド:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/30/38/40/41/48/66/71/77/78
LTE対応バンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/25/26/28/29/30/38/39/40/41/42/48/66/71
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1220万画素(標準カメラ)+約1200万画素(超広角カメラ)
フロントカメラ:約800万画素
バッテリー容量:4410mAh
USB:USB Type-C

冷却機能や押し込み操作対応の高速ディスプレイなど上位モデルの魅力を凝縮
Black Shark「BlackShark5」

ゲーミングスマホの定番「Black Shark」シリーズの2022年型モデル。上位機種の「Black Shark 5 Pro」とは、搭載されるSoCや5Gの対応周波数帯、ディスプレイのHDR10+非対応などが異なる。ただし、押し込み操作「マジックプレス」に対応するディスプレイや、強力な冷却機能、144Hzのリフレッシュレートや720Hzのタッチサンプリングレートなど、ゲーム向けの機能は上位機種と変わらない。

メインカメラは、約6400万画素の標準カメラ、約1300万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラという組み合わせだ。

2基のnanoSIMカードスロットを備え、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.67インチ(2400×1080)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約76.3×163.8×10mm
重量:約218g
SoC:Snapdragon 870
RAM容量:8GB
ストレージ容量:128GB
増設用メモリーカードスロット:非搭載
OS:Android 12(JOYUI13)
SIMカードスロット:nanoSIM×2
5G NR対応バンド:n77/78
LTE対応バンド:B1/3/5/8/18/19/26/28/34/38/39/40/41/
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:非搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約6400万画素(標準カメラ)+約1200万画素(超広角カメラ)+約200万画素(マクロカメラ)
フロントカメラ:約1600万画素
バッテリー容量:4650mAh
USB:USB Type-C

「Snapdragon 8 Gen1」に強力な冷却システムを組み合わせるハイエンドゲーミングスマホ
Black Shark「Black Shark 5 Pro」

上記の「Black Shark 5」の上位モデル。ボディはわずかだが大きく、HDR10+対応のディスプレイや、ハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen1」の採用、約1億800万画素のメインカメラなど、さまざまな点が強化されている。本機の魅力は、強力な冷却システムで、高負荷なゲームを長時間動作させた場合でも高いフレームレートを維持できる。

通信性能では、5Gの周波数帯n79に対応している点にも注目だ。同周波数帯は、NTTドコモが使用しているが、一般流通向けスマートフォンで対応するものはごく少ない。しかし、本機ならドコモの5Gエリアをくまなく利用できるはずだ。

2基のnanoSIMカードスロット備え、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.67インチ(2400×1080)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約76.5×163.9×9.5mm
重量:約220g
SoC:Snapdragon 8 Gen1
RAM容量:12GB
ストレージ容量:256GB
増設用メモリーカードスロット:非搭載
OS:Android 12(JOYUI13)
SIMカードスロット:nanoSIM×2
5G NR対応バンド:n77/78/79
LTE対応バンド:B1/3/5/8/18/19/26/28/34/38/39/40/41/
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:非搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約1億800万画素(標準カメラ)+約1300万画素(超広角カメラ)+約500万画素(マクロカメラ)
フロントカメラ:約1600万画素
バッテリー容量:4650mAh
USB:USB Type-C

スタイリッシュなデザインとシンプルな使い勝手が魅力
Nothing「Phone(1)」

イギリスを拠点にする情報機器メーカーNothingによる初のスマートフォン。透明のガラスで覆われた背面に、900個のLEDを並べた通知機能「Glyph Interface」を備えており、多様な通知が行える。Androidをベースにした独自OS「Nothing OS」は、画面デザインはAndroidの標準に準じているが、内部処理を最適化させることで軽快な動作を志向しているというユニークなものだ。そのため、操作全体がとても軽快である。

メインカメラは、標準カメラと超広角カメラという構成のデュアルカメラで、いずれも約5000万画素だ。なお、超広角カメラは被写体まで4cmまで近寄ることができ、マクロカメラとしても利用できる。

2基のnanoSIMカードスロット備え、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.55インチ(2400×1080)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約75.8×159.2×8.3mm
重量:約193.5g
SoC:Snapdragon 778G+
RAM容量:8GB/12GB
ストレージ容量:128GB/256GB
増設用メモリーカードスロット:非搭載
OS:Android 12(NothingOS)
SIMカードスロット:nanoSIM×2
5G NR対応バンド:n1/3/28/41/77/78
LTE対応バンド:B1/3/8/18/19/26/28/41
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約5000万画素(標準カメラ)+約5000万画素(超広角カメラ)
フロントカメラ:約1600万画素
バッテリー容量:4500mAh
USB:USB Type-C

キャリアモデルと比べてもそん色ない強力な通信性能。VIVE Flowとの組み合わせも魅力
HTC「HTC Desire 22 pro」

HTCが国内では4年ぶりに発売するAndroidスマートフォン。「Snapdragon 695 5G」を搭載するオーソドックスなミドルレンジ機だが、搭載されるメモリーが8GBと多めで、Qi互換のワイヤレス充電、FeliCaや防水・防塵に対応するなど機能性も高い。また、HTC製のVRグラス「VIVE Flow」に最適化されており、両機を組み合わせることで、メタバースの世界に簡単にアクセスできるという魅力もある。

メインカメラは約6400万画素の標準カメラと、約1300万画素の超広角カメラ、約500万画素の深度センサーという組み合わせ。フロントカメラも約3200万画素という高画素だ。

2基のnanoSIMカードスロット備え、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.6インチ(2412×1080、液晶)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約76.9×166.3×9.4mm
重量:約205.5g
SoC:Snapdragon 6955G
RAM容量:8GB
ストレージ容量:128GB¥
増設用メモリーカードスロット:非搭載
OS:Android 12
SIMカードスロット:nanoSIM×2
5G NR対応バンド:n3/28/77/78/79
LTE対応バンド:B1/3/4/5/7/8/11/12/17/18/19/21/26/28/38/39/41/42
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約6400万画素(標準カメラ)+約1300万画素(超広角カメラ)+約500万画素(深度センサー)
フロントカメラ:約3200万画素
バッテリー容量:4,520mAh
USB:USB Type-C

ショルダーボタンや強力な冷却機能を備えたハイエンド機
POCO「POCO F4 GT」

「POCO」は、シャオミの「Xiaomi(Mi)」や「Redmi」に続く第3のブランド。先鋭的でユニークな製品を低価格で提供することをコンセプトにしている。

「POCO F4 GT」は、そんな「POCO」の国内初参入モデルで、「Snapdragon 8 Gen 1」や120Hz駆動ディスプレイ、ゲームなどに使えるプッシュ式ショルダーボタンを備えたハイエンド機だ。また、大型のベイバーチャンバーを使った強力な冷却機能を備えており、「Snapdragon 8 Gen1」のピーク性能を3時間維持し続けることができるという。また、同梱のACアダプターは120Wの出力に対応しており、4,700mAhの内蔵バッテリーをわずか17分でフル充電できる。

メインカメラは約6,400万画素の広角カメラ、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラという組み合わせのトリプルカメラだ。なお、フリッカーセンサーも搭載しており、PCの画面などを撮影する際のフリッカーを抑えることができる。

2基のnanoSIMカードスロット備え、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.67インチ(2,400×1,080)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約76.7×162.5×8.5mm
重量:約210g
SoC:Snapdragon 8 Gen 1
RAM容量:8GB/12GB
ストレージ容量:128GB/256GB
増設用メモリーカードスロット:なし
OS:Android 12(MIUI13)
SIMカードスロット:nanoSIM×2
5G NR対応バンド:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/77/78
LTE対応バンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/38/40/41(2545〜2650MHz)
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約6,500万画素(広角カメラ)+約800万画素(超広角カメラ)+約200万画素(マクロカメラ)+フリッカーセンサー
フロントカメラ:約2,000万画素
バッテリー容量:4,700mAh
USB:USB Type-C

魅力的なデザインの薄型ボディ。有機ELディスプレイが復活
オッポ「OPPO Reno7 A」

オッポの人気シリーズ「Reno A」の第4世代モデル。FeliCaや防水・防塵に対応したミドルレンジスマホというコンセプトは健在だ。

本機は、前々モデルとなる「OPPO Reno3 A」以来となる有機ELを搭載し、約7.6mmという薄型ボディを実現している。また、独自の表面加工「OPPO Glow(オッポ・グロー)」が施された背面は、さらさらとしたきめ細かい感触と光沢を両立させた独自の質感を備える。また、36か月間、システムの劣化を防ぐ「システム劣化防止機能」を搭載しており、長期間にわたり性能を維持できる。

メインカメラは、約4,800万画素の広角カメラ、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラという組み合わせのトリプルカメラだ。「AIハイライトビデオ」や「ネオンポートレート」といった前モデルで好評だった機能も継承されている。

本機は、au・UQ mobile版、ワイモバイル版、オープンマーケット版(いわゆるSIMフリー)の各モデルがある。au・UQ mobile版およびワイモバイル版は、nanoSIM+eSIMのデュアルSIM機。オープンマーケット版は、2基のnanoSIM+eSIMという組み合わせで、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク(ワイモバイル、LINEMO)、楽天モバイル(MNO)の5GおよびVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.4インチ(2,400×1,080)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約73.4×159.7×7.6mm
重量:約175g
SoC:Snapdragon 695 5G
RAM容量:6GB
ストレージ容量:128GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(1TBまで対応)
OS:Android 11(ColorOS 12)
SIMカードスロット:nanoSIM×2+eSIM(オープンマーケット版)
5G NR対応バンド:n3/28/41/77/78
LTE対応バンド:B1/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41/42(オープンマーケット版)
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約4,800万画素(広角カメラ)+約800万画素(超広角カメラ)+約200万画素(マクロカメラ)
フロントカメラ:約1,600万画素
バッテリー容量:4,500mAh
USB:USB Type-C

防水・防塵、FeliCa搭載の日本専用ミドルレンジモデル
モトローラ「moto g52j 5G」

FeliCaポートとIP68相当の防水・防塵性能を備えた、日本市場専用に用意されたミドルレンジスマートフォン。

SoCは、「OPPO Reno7 A」や「AQUOS sense6s」などで使われる「Snapdragon 695 5G」で、6GBのメモリーと128GBのストレージを組み合わせる。ディスプレイは液晶だが、120Hzの倍速リフレッシュレートに対応する高性能なものだ。サウンド機能では「Dolby Atmos」に対応している。

メインカメラは、約5,000万画素の標準カメラ(広角カメラ)、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラ、深度センサーという組み合わせのクアッドカメラとなる。

1基のnanoSIMカードスロットを備え、eSIMにも対応する。NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.8インチ(2,480×1,080)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約76.8×171.0×9.1mm
重量:約206g
SoC:Snapdragon 695 5G
RAM容量:6GB
ストレージ容量:128GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(1TBまで対応)
OS:Android 11
SIMカードスロット:nanoSIM+eSIM
5G NR対応バンド:n3/28/77/78
LTE対応バンド:B1/2/3/8/18/19/28/38/41/42
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約5,000万画素(広角カメラ)+約800万画素(超広角カメラ)+約200万画素(マクロカメラ)+深度センサー
フロントカメラ:約1,300万画素
バッテリー容量:5,000mAh
USB:USB Type-C

120Hz駆動、FeliCa、ステレオスピーカーを備えたミドルレンジ機
シャオミ「Redmi Note 11 Pro 5G」

グローバルでも展開している「Redmi Note 11」の上位機種。ただし、国内で発売されるものは、FeliCaポートを備えた日本向けモデルだ。

シャオミの特徴である価格性能比の高さが魅力で、ミドルレンジ機ながら120Hzの倍速リフレッシュレートと360Hzのタッチサンプリングレートに対応した有機ELディスプレイを搭載。このディスプレイは1,200nitの高輝度にも対応しており、明るい屋外でもクッキリと見やすい。また、ボディは2基のスピーカーを配置しており、ステレオの音声出力が可能だ。「Dolby Atmos」にも対応している。

メインカメラは、約1億800万画素の広角カメラ、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラのトリプルカメラだ。広角カメラは「9 in 1 ピクセルビニングテクノロジー」や「デュアルネイティブ ISO」 といった機能により、広いダイナミックレンジとすぐれた色表現を実現している。なお、フロントカメラは約1,600万画素となっている。

1基のnanoSIMカードスロットを備え、eSIMにも対応する。NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.67インチ(2,400×1,080)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約76.1×164.19×8.12mm
重量:約202g
SoC:Snapdragon 695 5G
RAM容量:6GB
ストレージ容量:128GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(1TBまで対応)
OS:Android 11
SIMカードスロット:nanoSIM+eSIM
5G NR対応バンド:n3/28/41/77/78
LTE対応バンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/41 (2545〜2650MHz)/42
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1億800万画素(広角カメラ)+約800万画素(超広角カメラ)+約200万画素(マクロカメラ)
フロントカメラ:約1,600万画素
バッテリー容量:5,000mAh
USB:USB Type-C

タフネスボディを備えたAQUOSの新しいエントリーシリーズ
シャープ「AQUOS wish SH-M20」

「AQUOS wish」のオープンマーケット向けモデル。IPX5/7等級の防水仕様およびIP6X等級の防塵仕様に加え、米国国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」の18項目に対応するタフネスボディはそのまま。もちろんFeliCaポートも搭載している。シリーズの特徴であるバッテリー持ちも魅力で、シャープによれば、1週間持つとされる「AQUOS sense6」レベルのバッテリー持ちを実現しているという。

メインカメラは、有効画素数1,300万画素の広角カメラだ。カメラアプリは操作が簡略化されており、シンプルに素早く撮影できる。

1基のnanoSIMカードスロットとeSIMを備え、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)のVoLTEおよび5Gに対応している。

画面サイズ(解像度):約5.7インチ(1,520×720)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約71×147×8.9mm
重量:約62g
SoC:Snapdragon 480 5G
RAM容量:4GB
ストレージ容量:64GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(1TBまで対応)
OS:Android 11
SIMカードスロット:nanoSIM+eSIM
5G NR対応バンド:n3/28/77/78/79
LTE対応バンド:B1B2/3/B5/7/8/18/19/28/38/39/41
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,300万画素
フロントカメラ:約800万画素
バッテリー容量:3,730mAh
USB:USB Type-C

120Hz対応ディスプレイを備えたSIMフリー専用Galaxy
サムスン「Galaxy M23」

限定発売モデルを除けばサムスンとしては初のオープンマーケット向けのスマートフォンとなる「Galaxy M23」。120Hzの倍速駆動に対応した約6.6インチの液晶ディスプレイや、5,000mAhの大容量バッテリーを備えた5Gスマートフォンだ。また、2基のnanoSIMカードスロットとmicroSDXCメモリーカードを別に備えたトリプルスロット仕様となっている。

メインカメラは、約5,000万画素の広角カメラ、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラという組み合わせのトリプルカメラだ。

5Gの対応周波数帯はn77とn78。n79には対応していないため、NTTドコモの5Gではn78エリアのみの対応に限られる。NTTドコモ系(ahamo)、KDDI系、ソフトバンク系(ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO)、楽天モバイル(MNO)の、5GとVoLTE(4G)の動作確認済みだ。

画面サイズ(解像度):約6.6インチ(2,408×1,080、TFT液晶)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約77×165.5×8.4mm
重量:約198g
SoC:Snapdragon 750G
RAM容量:6GB
ストレージ容量:128GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(1TBまで対応)
OS:Android 12
SIMカードスロット:nanoSIM×2
5G NR対応バンド:n77/78
LTE対応バンド:B1/2/3/4/5/8/12/17/18/19/26/28/38/40/41/42
VoLTE:NTTドコモ、KDDI系、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約5,000画素(標準カメラ)+約800万画素(超広角カメラ)+約200万画素(マクロカメラ)
フロントカメラ:約800万画素
バッテリー容量:5,000mAh
USB:USB Type-C

超高速ディスプレイや、強力な冷却性能を備えるゲーミングスマホ
Nubia「REDMAGIC 7」

ZTE傘下のNubia Technology(ヌビア・テクノロジー)による、2022年型主力ゲーミングスマートフォンが「REDMAGIC 7」だ。

搭載されるディスプレイは、165Hzのリフレッシュレートと最大720Hzのタッチサンプリングレートというゲームプレイに特化した高速性能を誇る。また、側面に備わるタッチ式ショルダーボタンも500Hzという高速タッチサンプリングレートで、一瞬の操作が勝敗を分けるゲームで、よりスピーディーな操作が行える。また、ハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen1」に、独自の冷却システム「ICE 8.0」を組み合わせることで、高負荷が続いても安定した性能を発揮できる点もゲームユーザーにはうれしいところだ。

メインカメラは、約6,400万画素の標準カメラと約800万画素の広角カメラ、約200万画素のマクロカメラという組み合わせのトリプルカメラで、フロントカメラは約800万画素となる。

NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)でVoLTE(4G)の動作確認済みだ。なお、5G NSAの対応バンドはn77のみで、NTTドコモが5Gで提供中の周波数帯には適合していないので、5Gメインで利用される際には注意したい。

画面サイズ(解像度):約6.8インチ(2,400×1,080、有機EL)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約78.33×170.57×9.5mm
重量:約215g
SoC:Snapdragon 8 Gen 1
RAM容量:12GB/18GB
ストレージ容量:128GB/256GB
増設用メモリーカードスロット:非搭載
OS:Android 12
SIMカードスロット:nanoSIM×2
5G NR対応バンド:n77(NSA)
LTE対応バンド:B1/3/8/18/19/26/28A/34/41
VoLTE:NTTドコモ、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:非搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約6,400画素(広角カメラ)+約800万画素(超広角カメラ)+約200万画素(マクロカメラ)
フロントカメラ:約800万画素
バッテリー容量:4,500mAh
USB:USB Type-C

Snapdragon 8 Gen1搭載のハイエンドスマホ
モトローラ「motorola edge30 PRO」

モトローラのプレミアムシリーズ「motorola edge」の最上位モデル。2022年型のハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen1」に12GBのメモリーと256GBのストレージを組み合わせ、10bit表示や144Hzの高速リフレッシュレートに対応した有機ELディスプレイを搭載するなど、基本性能の高さが特徴だ。また、68W対応のACアダプターを同梱しており、容量4,800mAhの内蔵バッテリーをわずか15分で残量ゼロから50%以上まで充電できる。また、Qi規格による15Wのワイヤレス充電にも対応している。

メインカメラは、約5,000万画素の標準カメラ、約5,000万画素の超広角兼マクロカメラ、約200万画素の深度センサーという組み合わせのトリプルカメラ。フロントカメラも約6,000万画素という高画素だ。

NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系については、メーカーで5GとVoLTE(4G)の動作確認済み。楽天モバイル(MNO)は検証中となる。

画面サイズ(解像度):約6.7インチ(2,400×1,080、有機EL)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約75.95×163.06×8.79mm
重量:約196g
SoC:Snapdragon 8 Gen 1
RAM容量:12GB
ストレージ容量:256GB
増設用メモリーカードスロット:非搭載
OS:Android 12
SIMカードスロット:nanoSIM×2
5G NR対応バンド:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
LTE対応バンド:
B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/38/39/40/41/42/43/48/66
VoLTE:NTTドコモ、KDDI系、ソフトバンク(ワイモバイル)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約5,000画素(標準カメラ)+約5,000万画素(超広角兼マクロカメラ)+約200万画素(深度センサー)
フロントカメラ:約6,000万画素
バッテリー容量:4,800mAh
USB:USB Type-C

ストレージを増強したSIMフリー版
ソニー「Xperia 5 III XQ-BQ42」

ソニー「Xperia 5 III」のオープンマーケットモデル。基本的なスペックはキャリアモデルと共通だが、ストレージの容量が128GBから256GBに増強されているほか、専用色「ブラック」が追加されたり、デュアルSIM機に変更されている点が異なる。また、プリインストールOSがAndroid 12になっており、FMラジオチューナーは非搭載になっている。

カメラ性能も共通で、メインカメラには、約1,200万画素の超広角カメラ、約1,200万画素の広角カメラ、約1,200万画素のペリスコープ構造となる望遠カメラという組み合わせのトリプルカメラを採用する。

5Gの対応周波数帯の中にNTTドコモが使用するn79が含まれており、国内4キャリアの5G(Sub6)周波数帯に幅広く対応している。NTTドコモ、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の、5GとVoLTE(4G)の動作確認済みだ。

画面サイズ(解像度):約6.1インチ(2,560×1,080、有機EL)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約68×157×8.2mm
重量:約168g
SoC:Snapdragon 888
RAM容量:8GB
ストレージ容量:256GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(1TBまで対応)
OS:Android 12
SIMカードスロット:nanoSIM×2(1基はmicroSDXCメモリーカードスロットと排他利用)
5G NR対応バンド:n3/28/77/78/79
LTE対応バンド:B1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/39/40/41/42
VoLTE:NTTドコモ、KDDI系、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,200画素(広角カメラ)+約1,200万画素(超広角カメラ)+約200万画素(深度センサー)
フロントカメラ:約800万画素
バッテリー容量:4,500mAh
USB:USB Type-C

フルHD+対応有機ELディスプレイを備えたミドル機
モトローラ「moto g31」

モトローラのミドルレンジシリーズ「moto g」のラインアップではボトムを受け持つ4Gスマートフォン。2万円台前半の製品だが、フルHD+表示に対応する有機ELディスプレイやDolby Atmosに対応するほか、128GBのストレージや5,000mAhの大容量バッテリーを備えるなど、コスパはなかなかよい。

メインカメラは約5,000万画素の標準カメラ、約800万画素の超広角カメラ兼深度センサー、約200万画素のマクロカメラという組み合わせのトリプルカメラだ。

5Gには対応しておらず、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)のVoLTE(4G)の動作確認済みだ。

画面サイズ(解像度):約6.4インチ(2,400×1,080、有機EL)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約73.9×161.9×8.55mm
重量:約181g
SoC:MediaTek Helio G85
RAM容量:4GB
ストレージ容量:128GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(1TBまで対応)
OS:Android 12
SIMカードスロット:nanoSIM×2(1基はmicroSDXCメモリーカードスロットと排他利用)
5G NR対応バンド:−
LTE対応バンド:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41
VoLTE:NTTドコモ、KDDI系、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約5,000画素(広角カメラ)+約800万画素(超広角カメラ兼深度センサー)+約200万画素(マクロカメラ)
フロントカメラ:約1,300万画素
バッテリー容量:5,000mAh
USB:USB Type-C

約1時間でフル充電可能な充電器を同梱。高輝度ディスプレイも魅力
シャオミ「Redmi Note 11」

価格性能比にすぐれるシャオミのスマートフォンだが、「Redmi」シリーズは、その中でも、かなりの高コスパを追求している。本機もその例外ではなく、90Hzのリフレッシュレートと180Hzのタッチサンプリングレート、最大輝度1,000nitという高性能ディスプレイを搭載する。また、ステレオスピーカーを備えているのもエントリークラスでは珍しい。なお、同梱の充電器は33Wの急速充電に対応しており、5,000mAhの内蔵バッテリーを約61分でフル充電できる。

メインカメラは、約5,000万画素の広角カメラ、約800万画素の超広角カメラ、約200万画素のマクロカメラ、約200万画素の深度センサーという組み合わせのクアッドカメラで、AIを使ったシーン認識機能やポートレート撮影機能を備える。

5Gには対応しておらず、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)のVoLTE(4G)の動作確認済みだ。

画面サイズ(解像度):約6.43インチ(2,400×1,080、有機EL)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約73.87×159.87×8.09mm
重量:約179g
SoC:Snapdragon 680
RAM容量:4GB
ストレージ容量:64GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(512MBまで対応)
OS:Android 11
SIMカードスロット:nanoSIM×2
5G NR対応バンド:−
LTE対応バンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/41/66
VoLTE:NTTドコモ、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:非搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約5,000画素(広角カメラ)+約800万画素(超広角カメラ兼深度センサー)+約200万画素(マクロカメラ)+約200万画素(深度センサー)
フロントカメラ:約1,300万画素
バッテリー容量:5,000mAh
USB:USB Type-C

1インチセンサーを搭載、高級コンデジに迫るカメラスマホ
ソニー「Xperia PRO-I XQ-BE42」

「Xperia PRO」シリーズに加わった、映像に特化したスマートフォン。メインカメラは、超広角カメラ、広角カメラ、望遠カメラという組み合わせのトリプルカメラで、このうち広角カメラは、ソニーの高級コンパクトデジタルカメラ「RX100 VII」と同じ1インチのイメージセンサーを搭載するのが特徴。ディスプレイや処理能力など、スマートフォンとしての性能は、「Xperia 1 III」に準じているが、5G通信機能についてはSub-6のみの対応で、ミリ波の対応は見送られている。

2基のnanoSIMカードスロットを備え、SIMカードとしては、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.5インチ(3,840×1,440、有機EL)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約72×166×8.9mm
重量:約211g
SoC:Snapdragon888
RAM容量:12GB
ストレージ容量:512GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(1TBまで対応)
OS:Android 11
SIMカードスロット:nanoSIM×2
5G NR対応バンド:n3/28/77/78/79
LTE対応バンド:B1/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/21/26/28/38/39/40/41/42
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:搭載
メインカメラ:約1,220万画素(標準カメラ)+約1,220万画素(超広角カメラ)+1,220万画素(望遠カメラ)
フロントカメラ:約800万画素
バッテリー容量:4,500mAh
USB:USB Type-C

Aシリーズとして初の防水・防塵対応
オッポ「OPPO A55s 5G」

オッポのエントリー向け「A」シリーズに属する2021年冬モデル。5G対応に加えて、国内では要望の高い防水・防塵仕様(IP68)のボディを備えた。また、ディスプレイは90Hzのリフレッシュレートに対応しており、スクロールもなめらかだ。

メインカメラは、約1,300万画素の広角カメラと、約200万画素の深度センサーを組み合わせたデュアルカメラで、実際に映像を記録するのは広角カメラのみとなる。フロントカメラは約800万画素だ。メインカメラでは、搭載される「AIアルゴリズム」が撮影シーンを自動認識して、状況に合わせたキレイな写真を簡単に撮影できる。

2基のnanoSIMカードスロットに加えて、eSIMにも対応。SIMカードとしては、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系、楽天モバイル(MNO)の5GとVoLTE(4G)に対応している。

画面サイズ(解像度):約6.5インチ(2,400×1,080)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約74.7×162.1×8.2mm
重量:約178g
SoC:Snapdragon480 5G
RAM容量:4GB
ストレージ容量:64GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(1TBまで対応)
OS:Android 11
SIMカードスロット:nanoSIM×2(1基はmicroSDXCメモリーカードスロットと排他利用)
5G NR対応バンド:n3/28/77/78
LTE対応バンド:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28/38/39/40/41/42
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)、楽天モバイル(MNO)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:非搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約1,300万画素(広角カメラ)+約200万画素(深度センサー)
フロントカメラ:約800万画素
バッテリー容量:4,000mAh
USB:USB Type-C

5G対応ながら価格を抑えたベーシックモデル
モトローラ「moto g50 5G」

5Gに対応したモトローラのエントリーモデル。搭載される液晶ディスプレイは1,600×720のHD+表示ながら、90Hzの駆動に対応しており、なめらかなスクロールが可能だ。また、ストレージの容量が128GBと、この価格帯の製品としては比較的多めで、アプリや撮影データなどが余裕をもって保存できる。

メインカメラは、約4,800万画素の広角カメラ、約200万画素のマクロカメラ、約200万画素の深度センサーという組み合わせで、高い画素数を生かした高解像度の写真や背景をぼかした奥行き感のあるポートレート撮影が行える。

2基のnanoSIMカードスロットを備え、SIMカードとしては、NTTドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系については、メーカーで5GとVoLTE(4G)の動作確認済み。楽天モバイル(MNO)は検証中。

画面サイズ(解像度):約6.5インチ(1,600×720)
サイズ(幅×高さ×厚さ):約76.4×167×9.26mm
重量:約206g
SoC:MediaTek Dimensity 700
RAM容量:4GB
ストレージ容量:128GB
増設用メモリーカードスロット:microSDXC(512GBまで対応)
OS:Android 11
SIMカードスロット:nanoSIM×2(1基はmicroSDXCメモリーカードスロットと排他利用)※2022年1月17日訂正:eSIM対応と記載していましたが、非対応です。以上訂正しお詫びします。
5G NR対応バンド:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
LTE対応バンド:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/38/40/41/42/43/66
VoLTE:NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク(ワイモバイル)
Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4GHz帯/5GHz帯)
NFC:搭載
FeliCa:非搭載
メインカメラ:約4,800万画素(広角カメラ)+約200万画素(マクロカメラ)+約200万画素(深度センサー)
フロントカメラ:約1,300万画素
バッテリー容量:5,000mAh
USB:USB Type-C

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