サッカー=FIFAがクラブW杯改革案、21年大会から

サッカー=FIFAがクラブW杯改革案、21年大会から
 4月13日、国際サッカー連盟が、クラブW杯について2021年大会からの実施を目標に大幅な改革案を提示したことが分かった。写真は2017年大会を制したレアル・マドリードの選手たち。アブダビで2017年12月撮影(2018年 ロイター/Amr Abdallah Dalsh)
[チューリヒ 13日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)が、クラブワールドカップ(W杯)について出場枠の拡大や4年に1回の開催にするなど、2021年大会からの実施を目標に大幅な改革案を提示したことが分かった。
ロイターが入手した資料によると、現行では7チームが出場し年1回の開催となっているクラブW杯だが、新方式では24チームに拡大し、4年に1回の開催となる。
欧州からは開催年を含む4シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)の優勝、準優勝チーム、欧州リーグ(EL)優勝チームが出場できる。
南米からはリベルタドーレス杯の4シーズンの優勝チームを含む4─5チームが参加することになるとみられる。オセアニアは0または1チームとなり、アジア、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)、アフリカに各2チームの出場枠が与えられるもよう。
3チームによる8組に分かれて1次リーグを戦い、それぞれの首位チームが決勝トーナメントに進む。
もし複数のシーズンで優勝したクラブが出た場合は、係数を用いて繰り上げ出場のチームが決まる。
新方式ではチームによっては開催の3年前に出場が決まることとなり、クラブW杯を迎えるまでの間に戦力が落ちる可能性などが懸念されている。
なおアフリカ、アジア、CONCACAFについては4シーズンの優勝チームのなかでプレーオフを行い、出場チームを決めるという。

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