レイア姫役の米女優キャリー・フィッシャーさんが死去

レイア姫役の米女優キャリー・フィッシャーさんが死去
 12月27日、人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ」のレイア姫役で知られる米女優キャリー・フィッシャーさん(写真)が死去した。2015年12月撮影(2016年 ロイター/Paul Hackett)
[ロサンゼルス 27日 ロイター] - 人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ」のレイア姫役で知られる米女優キャリー・フィッシャーさんが27日死去した。60歳だった。
家族が明らかにした。
フィッシャーさんは23日、英ロンドンから米ロサンゼルス行きの旅客機内で心臓発作を起こし、病院に搬送され入院していた。
母親で女優・歌手のデビー・レイノルズさんは、「私の愛する素晴らしい娘の才能を受け入れてくれた皆さんに感謝します。皆様の思いと祈りが、彼女を次の場所に導いてくれるでしょう」とフェイスブックに投稿した。
フィッシャーさんは、レイノルズさんと米歌手の故エディ・フィッシャーさんとの間に生まれた。レイア姫役で名声を得た後、そううつ病や薬物中毒に苦しみ、自らの経験をつづった著書はベストセラーにもなった。
また、先月には「スター・ウォーズ」撮影中の1976年、共演のハリソン・フォードと不倫関係にあったと明らかにした。
スター・ウォーズでの共演者で、ルーク・スカイウォーカー役を演じたマーク・ハミルさんは「言葉がない、非常にショックを受けている」とツイッターに投稿した。
ハリソン・フォードさんは「フィッシャーさんはとても面白く、感情的に恐れを知らず、唯一無二の人だった。彼女は自分の人生を生きた。勇敢に。我々はみんな彼女の死を悼んでいる」との声明を出した。
フィッシャーさんは1977年公開の「スター・ウォーズ/新たなる希望」でヒロインのレイア姫を演じ、「帝国の逆襲」(80年)「ジェダイの帰還」(83年)にも出演。昨年公開された続編「フォースの覚醒」でもレイア姫役で復活し話題になった。
2017年12月に公開予定の「Star Wars: Episode VIII(仮題)」にもレイア姫役で出演予定で、すでに7月に撮影を終えていた。
*内容を追加しました。

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