F1=ブラウン氏、トップ3チームによる表彰台独占に苦言

F1=ブラウン氏、トップ3チームによる表彰台独占に苦言
 11月28日、自動車レースF1でモータースポーツ担当マネジングディレクターを務めるロス・ブラウン氏が、トップ3チームが表彰台を独占している状況に苦言を呈した。写真はアゼルバイジャンGP後の表彰台。4月にバクーで撮影(2018年 ロイター/David Mdzinarishvili)
[ロンドン 28日 ロイター] - 自動車レースF1でモータースポーツ担当マネジングディレクターを務めるロス・ブラウン氏が28日、トップ3チームが表彰台を独占している状況に苦言を呈した。
今季のF1では、全21レースのうち4月のアゼルバイジャン・グランプリ(GP)でフォース・インディアのセルジオ・ペレスが3位に入ったほかは、全てのレースでメルセデス、フェラーリ、レッドブル・タグホイヤーのドライバーが表彰台に乗った。全20レースの昨季も、同GPでウィリアムズのランス・ストロールが3位になったほかは前述の3チームが表彰台を独占した。
ブラウン氏はここ2年を振り返り、「表彰台に乗ったのべ123人のうち(トップ3チーム以外は)2人しかいない状況は受け入れがたい。特に、技術的な部分と配分金の差によって引き起こされている」と述べた。
さらに「この問題については国際自動車連盟(FIA)やチームと共に懸命に取り組んでいる。なぜなら、F1の未来が懸かっているからだ」と話した。

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