イラン、原爆製造は技術的に可能 意図はない=原子力庁長官

イラン、原爆製造は技術的に可能 意図ない=原子力庁長官
 8月1日、イランのエスラミ原子力庁長官は、同国には原爆を製造する技術的な能力があるが、そうした意図はないと述べた。写真はイランの国旗。2009年11月、テヘランで撮影(2022年 ロイター/Morteza Nikoubazl)
[ドバイ 1日 ロイター] - イランのエスラミ原子力庁長官は1日、同国には原爆を製造する技術的な能力があるが、そうした意図はないと述べた。
ファルス通信が報じた。
イランは既に60%までウランを濃縮しており、2015年核合意で定めた上限の3.67%をはるかに超えている。濃縮度90%に達すれば核兵器に転用可能とされる。
欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は7月26日、イラン核合意立て直しに向けた新たな草案文書を提案したと明らかにした。
これに対しイラン側の交渉責任者であるアリ・バゲリ・カニ氏は7月31日、交渉の早期妥結を求めていると表明した。

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