大谷翔平ベンチからエールも5連敗 エンゼルス8年連続のシーズン負け越し決定

ベンチからチームを見守る大谷翔平投手(ロイター)
ベンチからチームを見守る大谷翔平投手(ロイター)

◆米大リーグ エンゼルス3―5タイガース(17日・アナハイム=エンゼル・スタジアム)

 エンゼルスは17日(日本時間18日)、本拠地でタイガースに敗れて5連敗となり、12試合を残して68勝82敗の借金14で2016年から8年連続のシーズン負け越しが決まった。すでに地区優勝、プレーオフ進出の可能性は完全消滅しており、ア・リーグ西地区4位も確定している。

 この日は2回に捕手のロジャーズに2回から2番手で登板したローゼンバークが先制ソロを浴びると、3回にもロジャーズに19号3ランを浴びて、3回までに5点のリードを許した。5回にフレッチャーの左前適時打で1点を返すと、6回にグリチェクの15号2ランで2点差に迫ったが、追いつくことは出来なかった。

 前日16日(同17日)に右脇腹張りのため15日間の負傷者リスト(IL)に入り、今季の出場を終えることが決まった大谷翔平投手(29)は、前日に続いてベンチからエールを送って同僚を鼓舞。ネビン監督は試合前に19日(日本時間20日)からのレイズ、ツインズとの敵地6連戦の遠征に大谷が帯同しないことを明かしており、この試合をもって大谷は一度チームを離れる。近日中に右肘手術を受ける可能性もありそうだ。

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