宝塚歌劇の娘役、宙組・天彩峰里と月組・きよら羽龍が“トレード”組替え

 宝塚歌劇団は15日、宙組の娘役・天彩峰里(あまいろ・みねり)が12月25日付で月組に、月組の娘役・きよら羽龍(はりゅう)が来年2月1日付で宙組に組替えすると発表した。互いに組が入れ替わる“トレード”の形となる。

 天彩は2014年に第100期生として入団。星組に配属後、17年12月に宙組に移り、新人公演1作、バウホール公演2作、外部劇場公演2作でヒロインを務めた。キュートなルックスと確かな芝居が特長。来年3月29日開幕の月組宝塚大劇場公演「Eternal Voice 消え残る想い」「Grande TAKARAZUKA 110!」で月組生として初出演する。

 きよらは18年入団の第104期生。新人公演2作、バウ公演1作でヒロイン役を務めたが、近年はけがのため休演もあった。「芝居の月組」を体現した娘役で、「フリューゲル」の新人公演では、ベテランの組長・梨花ますみが本役を務める東ドイツ人民軍広報部長役を務めた。異動後の最初の出演作は未定。

宙組・天彩峰里(左)と月組・きよら羽龍
宙組・天彩峰里(左)と月組・きよら羽龍

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