「アントニオ猪木展」が8月3日から京王百貨店で開催…IGF宇田川強取締役「猪木さんに会いに新宿へいらっしゃって欲しい」

猪木さんが愛用した「闘魂棒」を横に「猪木展」の準備に汗を流す宇田川強氏
猪木さんが愛用した「闘魂棒」を横に「猪木展」の準備に汗を流す宇田川強氏

 昨年10月1日に79歳で亡くなった“燃える闘魂”アントニオ猪木さんの功績をたたえる展覧会「燃える闘魂・アントニオ猪木展」が8月3日から15日まで東京・新宿の京王百貨店で開催される。

 存命なら今年2月20日に80歳を迎えるはずだった猪木さん。今回の展覧会は、生誕80年を記念して開催し、1976年6月26日に「格闘技世界一決定戦」で闘ったプロボクシング世界ヘビー級王者のムハマド・アリが決戦から1年後に猪木さんへ送った直筆の手紙、猪木さんの直筆の書(道の詩や、猪木語録など)、猪木さんが愛用した「闘魂棒」などが展示される。

 猪木さんの肖像権などを管理する猪木元気工場(IGF)で広報を担当する宇田川強取締役は「実際に猪木さんが使っていた闘魂棒など猪木さんを感じることができる展示品をそろえました」と明かした。

 今回の展覧会は入場無料で京王百貨店の地下1階「on the Corner」で開催される。開催中は、かつて営業していた居酒屋「アントニオ猪木酒場」で置かれていた「アントニオ猪木像」が京王百貨店1階の入口に設置されるという。

 今回の展覧会の反響によって今後はさらに貴重な展示品を増やし「大猪木展あるいは超猪木展なのかを開催したいと思っております」と宇田川氏。構想としては「VR」を使った「闘魂ビンタ」体験などを計画しているという。宇田川氏は8月3日から始まる「猪木展」に「多くの方々に猪木さんを探して、猪木さんに会いに新宿にいらっしゃっていただきたいと思っております」と願っていた。

格闘技

×