【日本ハム】新球場エスコンを報道陣に内部公開 ロッカールームの広さは12球団NO1

エスコンフィールド北海道メディア向け内覧会

 日本ハムの新本拠地「エスコンフィールド北海道」の内部が6日、報道陣に公開された。

 エスコンは収容約3万5000人の日本初の開閉式屋根付き天然芝球場。外野にはフルオープンのブルペンがあり、両翼には高さ16メートル、横幅86メートルの世界最大級の大型ビジョンが設置されている。

 この日はスタジアムツアーも実施され、チームエリアを公開。きつねダンスで注目を集めた「ファイターズガール」が専用衣装に身を包み、ガイドしながら裏側や秘密を教える。撮影はNGだったが、監督室も初公開され、新庄剛志監督にぴったりの黒、茶、金色で構成された豪華な部屋が紹介された。

 3年かけてデザインされた選手のロッカールームはNPB史上最大の広さ316平方m。各席ごとの柱を取り除き、サークル状で全体を見渡せる作りだ。更に部屋の明かりは「戦闘モード」や「リラックスモード」など気分や状況に合わせて自在に変化させられる設定となっている。

 「世界がまだ見ぬボールパーク」を目指す新球場は「初」づくし。中堅バックスクリーン上には世界初となるフィールドを一望できるクラフトビール醸造レストランを設置。バックスクリーン下の「バッターズアイラウンジ」はグラウンドレベルで試合観戦ができ、迫力満点だ。左中間の「TOWER 11(タワーイレブン)」には、アジア初の球場一体型ホテルもある。

 年間契約の“特等席”とも言える「バルコニースイート」は球場全体を見渡せてプレーもよく見える。臨場感とラグジュアリー空間を追求したDIAMOND CLUB BOXも公開された。

 エスコン内は完全キャッシュレス。「売り子」もステラモバイルという端末で非現金決済を行う。

バックスクリーン下に完成した「バッターズアイラウンジ」
バックスクリーン下に完成した「バッターズアイラウンジ」
「バッターズアイラウンジ」からの眺め
「バッターズアイラウンジ」からの眺め

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