アントニオ猪木さんに旭日中綬章…プロレスラーとして初の叙勲

アントニオ猪木氏
アントニオ猪木氏

 昨年10月1日に79歳で亡くなった元プロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木(本名・猪木寛至)さんが従四位・旭日中綬章を授与されたことを、猪木さんの肖像権などを管理する猪木元気工場(IGF)が16日、発表した。

 叙位・叙勲は、生前最後の日(逝去日)にさかのぼって授与されることから授与日は昨年10月1日となる。旭日中綬章はプロレスラーとしては初めて。2期12年務めた参院議員での功績が評価された。

 1月23日に遺族を代表して、実弟の猪木啓介氏が位記、勲記勲章を拝受する予定。1月23日は、猪木さんの決まり文句「1、2、3、ダー」にちなんだ日付で、盟友だったジャイアント馬場さん(1999年に61歳で死去)の誕生日でもある。猪木さんのお別れ会は3月7日に東京・両国国技館で行われる。

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