【広島】栗林良吏、大トリ更改で球団3年目最高額の年俸9500万円 来季は史上最速100S達成へ

大トリで契約更改に臨んだ広島・栗林良吏
大トリで契約更改に臨んだ広島・栗林良吏

 広島の栗林良吏投手が20日、マツダスタジアムで契約更改交渉を行い、4200万円アップの年俸9500万円(金額は推定)でサインした。3年目としては今季の森下(7500万円)を上回る球団最高額。これでチームの全選手の契約更改が終了。大トリとなった守護神は、大台1億突破はならずも「やっぱり一年間戦ってきて、こうやって評価してもらったのはうれしい」と語った。

 1年目の昨季は新人最多タイ37セーブを挙げ、防御率0・86。今季は31セーブで、2016年達成の山崎(DeNA)以来2人目となる新人から2年連続の30セーブを達成。防御率も1・49と抜群の安定感を見せた。

 今季までのプロ2年間で101登板68セーブ。来季は、シーズン球団記録の38セーブの更新とともにセーブ王獲得を目標に掲げ、通算100セーブ達成を見据える。実働3年で到達となれば、史上初(4年目は6人)。これまでのスピード達成は、ギャラードの148登板で日本人ではソフトバンク・馬原の178試合。来季あと47登板までに32セーブを挙げれば、年数&登板数とも史上最速となる。

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